韓国とのE1初戦に挑んだ女子日本代表は、主将の清水梨沙や背番号10を背負う長野風花、経験豊富な猶本光がオープニングゲームのピッチに立った。
キックオフ直後は押し込まれる展開となったが、時間の経過とともに日本がボールを握る時間を増やしていった。ただ、選手間の距離が遠く、攻撃のテンポが上がらない。韓国の守備陣を脅かすようなシーンは作れずに時計の針は進んでいった。
それでも、先制したのは日本。33分、猶本と成宮唯の連携から右サイドを崩すと、最後はゴール前で待っていた宮澤ひなたが落ち着いてゴールに蹴り込んで、前半をリードして折り返すことに成功した。
猶本に代わって、杉田亜未を投入してスタートした後半であったが、またしても韓国に押される展開となる。その流れを断ち切ることをできずに59分には失点。チ・ソヨンの個人技にDFが翻弄され、同点ゴールを決められた。
前半よりも動きが出て来た後半は、ゲームの展開も忙しくなる。同点に追い付かれたからわずか6分後の65分、今度は日本の攻撃陣が仕事をする。右サイドに流れた植木理子がドリブルで切り裂き、グラウンダーのクロス。このボールに長野がダイレクトで合わせ、代表初ゴールを叩き込んだ。
勝ち越し点を奪った直後にチ・ソヨンにバー直撃のシュートを打たれるなど、リードを奪ってからは守備の時間が増えた日本であったが、GK田中桃子を中心に2点目を許すことなく、ライバルとの接戦を制した。
この後、なでしこジャパンは23日(土)にチャイニーズ・タイペイ戦、26日(火)に中国戦を控える。
関連記事
● 来週から開催されるE-1サッカー選手権の日本代表メンバーが発表。横浜FMから最多7人を選出 | サッカー日本代表
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。