3日、各地でルヴァンカップ準々決勝の第1戦が行われた。
先週末、新型コロナウイルスの影響によりベンチメンバー5人での試合を強いられてしまった川崎フロンターレ。ミッドウィークのセレッソ大阪戦は、ベンチメンバーこそ揃いながら、週末と同じくGK3人がベンチに入る緊急スカッドで試合に臨んだ。
ただ、そんな状況でも試合を先に動かしたのは川崎Fだ。前半32分、右でボールを持った宮城天から中央にパスが出ると、これを受けた脇坂泰斗が華麗なターンから左足を一閃。シュートをゴール右に沈め、先制に成功した。
だが、試合はそれで終わらなかった。後半終了間際、DF山中亮輔のパスに抜け出したのはFWアダム・タガート。冷静に右足で合わせ、大きな同点弾を奪った。これ試合は終了。1-1のドロー決着となっている。
リーグ戦で首位を走る横浜F・マリノスは敵地でサンフレッチェ広島と対戦。立ち上がりに右サイドからのクロスを左サイドから入ってきたMF柏好文に決められて先制点を許すと、一度は追いついたが、後半にCKの流れからDF荒木隼人に勝ち越し弾を献上してしまった。その後、さらに1点を失い、貴重なアウェイゴールこそ奪ったが、敵地で広島に1-3で敗れている。
そのほか、ヴィッセル神戸とアビスパ福岡の一戦は、FWジョン・マリにスーパーゴールが生まれるなど福岡がアウェイゴール2つを奪って先勝。名古屋グランパスと浦和レッズの試合は、FW松尾佑介のアウェイゴールで浦和が先制したが、後半に名古屋のDF森下龍矢が決めて同点となっている。
■ 8月3日開催 結果
・ルヴァンカップ準々決勝第1戦
C大阪 1-1 川崎F
広島 3-1 横浜FM
神戸 1-2 福岡
名古屋 1-1 浦和
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