17日、各地でJ1、J2、J3の試合が行われた。
5試合が行われたJ1はその内、4試合が引き分けで決着。湘南ベルマーレと浦和レッズ、名古屋グランパスとサンフレッチェ広島の対決はスコアレスドローに終わり、それぞれが勝点1ずつを積み上げることとなった。
その一方、ジュビロ磐田とセレッソ大阪の対戦は、C大阪が前半の内にアダム・タガートのゴールで先制し、後半早々にもCKから進藤亮佑が追加点を奪い2点のリードを得る。しかしここからホームの磐田が意地を見せる。2点目を許した5分後に金子翔太のゴールで1点を返すと70分にはオウンゴールで同点に追い付いた。その後はお互いに3点目のチャンスがあった中で決め切れず、ドローで決着。磐田はJ1残留に向けて、C大阪はACL圏内に向けて3ポイントが欲しかったが、勝点を分け合った。
もう1つスコアが動いた試合は柏レイソルと川崎フロンターレの一戦だ。先制したのは川崎F。38分、細かくパスをつないでエリア内で侵入すると最後は小林悠がネットを揺らし、前半を折り返した。ところが、後半は連戦の影響もあり運動量がガクッと落ちると、柏に押し込まれる時間が続く。何とか弾き返せていたが、63分についに決壊。ゴール前でのこぼれ球をドウグラスに押し込まれた。優勝に向けて何としてでも勝たないとならない川崎Fはしぶとく耐えながら勝ち越し点を狙いにいったが最後までネットを揺らすことができず、痛恨の引き分けとなった。
そんな中、唯一、決着の付いたゲームはアビスパ福岡と清水エスパルスの残留争い直接対決。点の取り合いとなった一戦は、清水が山原怜音のゴールで先制したが、前半の内に中村駿と山岸祐也のゴールで福岡が逆転。後半に入っても次の1点を奪ったのは福岡で山岸がこの日2点目を奪うと、清水の反撃をチアゴ・サンタナのPKでの1点に抑え、ホームで貴重な勝点3をゲットした。この結果、暫定ながら福岡は残留圏の13位に浮上。清水は残留争いからの抜け出しに失敗した。
J2はファジアーノ岡山とV・ファーレン長崎の一戦のみ開催されると、岡山がヨルディ・バイスのゴールで前半のアディショナルタイムに先制。後半に入ってからもチアゴ・アウベスとミッチェル・デュークが連続してゴールを揺らせば、守っても無失点で抑え完封勝利を飾り、明日に試合を控える2位の横浜FCにプレッシャーをかけた。
3試合が開催されたJ3はアスルクラロ沼津とヴァンラーレ八戸がホームで勝点3をゲット。YS横浜とカマタマーレ讃岐のゲームはスコアレスドローに終わった。
■ 9月17日開催 結果
・J1第30節
磐田 2-2 C大阪
柏 1-1 川崎F
湘南 0-0 浦和
名古屋 0-0 広島
福岡 3-2 清水
・J2第37節
岡山 3-0 長崎
・J3第25節
YS横浜 0-0 讃岐
沼津 1-0 富山
八戸 3-1 岐阜
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