21日、各地でルヴァンカップ、J2、J3の試合が行われた。
ルヴァンカップ準決勝第1戦は2試合が開催。セレッソ大阪と浦和レッズの試合は、序盤からゲームが動く。立ち上がり早々の2分、MF奥埜博亮からの縦パスを受けたFW上門知樹は、敵陣中央の右から迷いなく右足を一閃。上門の代名詞とも言える豪快なドライブシュートがゴール右上に突き刺さり、C大阪が大きな先制点を奪った。
アウェイゴールを持って帰りたい浦和の反撃は53分。巧みにボールを動かしてからMF伊藤敦樹がシュートを狙うと、GKが弾いたこぼれ球をMF小泉佳穂が押し込み、浦和が試合を振り出しに戻すとともに貴重なアウェイゴールをゲットした。終盤は互いにゴールに迫ったがネットを揺らすことはできず。第1戦は1-1のドローとなり、アウェイゴールを奪った浦和がアドバンテージを得て第2戦に向かう。
もう1試合はアビスパ福岡とサンフレッチェ広島が対戦した。
前半から主導権を握ったのは広島だ。22分、セットプレーの流れからMF満田誠のクロスをDF荒木隼人が折り返すと、これをMF川村拓夢が合わせ、さっそくアウェイゴールの奪取に成功した。これでさらに勢いを増した広島は、49分、55分にも得点を奪い、一気に福岡を突き放していく。
福岡も72分にFWフアンマ・デルガドのゴールで1点を返し、後半アディショナルタイムにもフアンマがゴールを奪取。あと一歩、追いつくことはできなかったが、1点差まで詰め寄れたことは福岡にとってポジティブな材料となった。とはいえ、福岡ホームでの初戦は広島が3-2で勝利。広島が大きなアドバンテージを手にする結果となった。
J2は2試合が開催された。中位対決となった水戸ホーリーホックと東京ヴェルディの試合は、ゲーム終盤のゴールで東京Vが2-1の勝利。プレーオフ圏内を目指す8位のV・ファーレン長崎は、栃木SCと1-1のドローに終わり、勝点3を手にすることができなかった。
唯一の開催となったJ3のアスルクラロ沼津と藤枝MYFCの試合は、どちらも最後まで決め手を欠きドロー決着となっている。
■9月21日開催 結果
・ルヴァンカップ準決勝第1戦
C大阪 1-1 浦和
福岡 2-3 広島
・J2第31節
水戸 1-2 東京V
・J2第33節
長崎 1-1 栃木
・J3第25節
沼津 0-0 藤枝
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