【週末J2まとめ】新潟と横浜FCは次節にもJ1昇格が決定か。プレーオフ出場権争いは大混戦に ｜ Jリーグ

残り4試合。何が起こるかわからないJ2リーグだが、J1自動昇格争いが大詰めを迎えている。

大きな敗戦を喫してしまったのは、3位のファジアーノ岡山だ。敵地でツエーゲン金沢と対戦した岡山は、19分に一本のロングボールからFW杉浦恭平に決められて苦しい展開に。前半に1度は追いつくが、52分にオウンゴールで勝ち越しを許すと、さらに後半のアディショナルタイムにも華麗なカウンターを完結させられて万事休す。1-3で敗れた岡山は、自動昇格が遠のく敗戦となってしまった。

この結果、勝てば今節で昇格が決まる可能性があったアルビレックス新潟はモンテディオ山形に対してドロー決着となってしまったものの、残り3試合で勝点1を積み上げれば昇格が決まる状況となった。また、勝利して首位との勝点差を「1」に縮めた2位の横浜FCは、次節勝利すれば昇格が決まる。

プレーオフ出場権を争う戦いは、3位の岡山、4位のロアッソ熊本がともに敗戦。ただ、岡山に関しては既に自動昇格圏に入れずともプレーオフ出場は決まっている。

5位の大分トリニータは、プレーオフ出場権を狙うV・ファーレン長崎に対して3-1で勝利。勝点を63に伸ばし、大きな勝点3を手にした。一方、東京ヴェルディに敗れた6位のベガルタ仙台が勝点59、今節敗れた7位のモンテディオ山形は勝点56、FC町田ゼルビアを破った徳島ヴォルティスが勝点56に並ぶなど、6位以下の争いは大混戦。水戸ホーリーホックに勝利した9位のジェフユナイテッド千葉、10位の長崎が勝点55と続いており、最後まで激闘が繰り広げられそうだ。

残留争いでは直接対決でザスパクサツ群馬が大宮アルディージャを破り、19位に浮上。21位のいわてグルージャ盛岡との差を「5」に広げ、残留に向け大きく前進している。

ミッドウィークには、残留争いを抜け出すために勝利が欲しい大宮アルディージャと、プレーオフ出場圏内に入るため負けられないモンテディオ山形の一戦が開催。これで全チームの試合数が同じになるため、この一戦の勝敗が大きく流れを変えていく可能性もあるだろう。

■J2リーグ第39節結果

山形 1-1 新潟
群馬 1-0 大宮
甲府 0-1 栃木
徳島 3-2 町田
琉球 0-1 横浜FC
大分 3-1 長崎
熊本 1-2 秋田
仙台 0-2 東京V
水戸 0-1 千葉
金沢 3-1 岡山
山口 2-2 岩手

J2 順位表

※第39節終了時点

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