元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリート氏は、パリ・サンジェルマン（PSG）のキリアン・エンバペとマンチェスター・シティのアーリング・ハーランドについて語り、両選手を比較した。
現在のフットボール界で最も注目を集めると言っても過言ではないのがPSGで活躍するエンバペ。今夏に超好条件の新契約を締結した同選手はピッチ上だけではなく、ピッチ外でも大きなインパクトを残しており、23歳にして今シーズンのフットボール界で最も収入のある選手に輝いた。
そのライバルとされるのが22歳のハーランド。今夏にドルトムントから加入したマンチェスター・Cでゴールを量産しており、サウサンプトン戦でも1点を加えて、今シーズンの公式戦得点数を早くも20ゴールに伸ばした。
この活躍を受け、長年フットボール界を牽引してきたリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドがキャリア終盤に入る中、エンバペとハーランドへの注目は日増しに高まっている。さらに、両選手は同年代であることから、今後も比較の対象にされることが予想される。
そんな中、インテルでトレブルを達成した元アルゼンチン代表ストライカーのミリート氏はイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で両選手を比較。その中で2選手についての自身の考えを語っている。
「私はいつだって1人で解決できる選手が好きだ。ただただとてつもないハーランドのような選手にはチームメイトからのアシストが必要だ。対して、エンバペは何もないところから自分でゴールを生み出す時もある。それに、彼はゴールの見つけ方やアシストの方法もわかっている」
「おそらく、エンバペはヒョウみたいな爆発力により、私にとってメッシの次に史上最高である“フェノメノン”ロナウドに似た何かを持っているかもしれない。ハーランドの体格は、同様のサイズであるイタリアの（クリスティアン）ヴィエリだったり、アルゼンチンのマルティン・パレルモを思い出させる。彼はペナルティエリア内で力強く、信じられない選手だ」
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