セネガル代表主将のカリドゥ・クリバリは、日本代表を反則ポイントの差で下回っての2018年ワールドカップのグループステージ敗退を振り返った。
2018年のロシア・ワールドカップでセネガルは、日本、コロンビア、ポーランドとグループHに入る。ポーランドを破り、日本と2-2のドローで終え、最終節のコロンビア戦を0-1で落としたセネガルは、日本と勝ち点、得失点差、得点数などで並ぶ。そして、反則ポイントの結果で日本がセネガルを上回り、コロンビアとともにラウンド16にコマを進めた。
今年のアフリカ・ネイションズカップで優勝し、アフリカ王者としてカタール・ワールドカップを迎えるセネガルの主将クリバリは『BBC』で4年前のロシア・ワールドカップについて「特に僕がそうであるように、僕たちはまだ2018年ワールドカップのことを不快に思っている」と話し、当時を振り返った。
「僕たちにはもっと良くできた可能性があった。あんなに早く帰国することになってとても悲しかったし、あれはアンフェアだった。僕たちはゴールアベレージで決まると思っていたけど、フェアプレールールに従ってノックアウトステージ進出を決められるなんて本当に辛いことだ」
4年前に続き、チームの中心選手としてカタールでの大舞台に挑むクリバリは、アフリカ勢と世界との差が狭まっていることを強調し、セネガルの躍進を見据えた。
「アフリカの国がもっとやれることを示したいし、そうできるのは僕たちだと思う。セネガルが大きな国であることを示したい。今回が2回目のワールドカップになる。最初の大会は良い思い出ではなかったから、この大会でこそセネガルが最高のフットボール国の1つであることを示したい」
「アフリカ・ネイションズカップのトロフィーにより、僕たちのワールドカップへの意識は高まっている。2018年に叶わなかったから、僕たちの最初の目標はグループステージ突破だ。国中が僕たちからさらに大きなものを期待している。ワールドカップはまったく異なる大会で、すべての選手が夢見る舞台だ。一歩ずつ目標を達成できるようにしっかりと準備したい」
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