ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督はアタランタ戦の勝利に満足しつつも、今後へ向けて気を引き締めている。クラブ公式HPが伝えた。
今季ここまでセリエAで6勝3分け1敗と好調を維持していたラツィオ。そして23日の第11節では、無敗で上位を走るアタランタのホームに乗り込んだ。エースFWチーロ・インモービレが不在など苦戦も予想されたが、10分にザッカーニが先制点を奪うと、52分にはフェリペ・アンデルソンが追加点。反撃を許さず、2-0で勝利を挙げた。
これで直近のリーグ戦6勝1分け無敗と破竹の勢いで勝ち点を重ね、首位ナポリと5ポイント差、2位ミランと2ポイント差の3位まで浮上したラツィオ。しかし、サッリ監督は会見で「冷静でいなければならない」と気を引き締めている。
「強いチーム相手に良い試合はした。だが、終わったらすぐに次の試合のことを考えなければならない。今季のベストゲームかって? 素晴らしいパフォーマンスが1カ月続けば、誰にとっても成功だろう。だが、長期的な視野で考える必要がある」
「道程は長い。自分たちがトップランカーであること証明しなければならないんだ。今日はいいプレーができたのも幸運だった。今夜のことに集中しすぎても意味がない。今はヨーロッパリーグでグループリーグを突破することを考えないとね。今日のパフォーマンスには満足しているし、難しい環境で難しい相手に成功を収め、全員が喜んでいるのを見ることができた。だが、今は木曜日へ向かうことを考える」
ヨーロッパリーグ・グループFでは勝ち点5で3位のラツィオ。27日には首位浮上をかけ、ホームでミッティランと対戦する。
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