ウクライナサッカー連盟は、イランが人権問題を抱え、ロシア軍の軍事侵攻に関与するとされる中、同国代表をワールドカップから排除することを国際サッカー連盟(FIFA)に要求した。
2月末に始まったロシア軍によるウクライナ侵攻。8カ月余りが経過する中、ウクライナの各都市で激しい戦闘が続いており、先日からはイランが同国へ武器を供給する形で武力行使に関与することが伝えられている。
これを受け、ウクライナサッカー連盟は、すでにFIFAから主催大会への出場を禁止されるロシアと同様に、イランを11月20日にカタールで開幕するワールドカップに出場させるべきではないとFIFAに求めた。
「イランでFIFAの理念と規範に違反する可能性のある人権侵害の兆候に関するメディアの情報を考慮し、さらにウクライナに対するロシア連邦の軍事侵攻へのイランの関与の可能性があることを考慮して、私たちは2022年FIFAワールドカップからのイラン代表チームの排除を検討するようFIFAに訴えかける」
イラン代表はアジア最終予選を勝ち抜き、3大会連続6度目のワールドカップ出場権を獲得。カタールでの本戦ではイングランド、アメリカ、ウェールズとともにグループBに入り、11月21日にイングランドとの初戦を迎える。
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