シント=トロイデンのベルント・ホラーバッハ監督は、日本人選手の特徴や守護神を務めるシュミット・ダニエル、母国ドイツ代表と対戦する日本代表について語った。
2021年夏からシント=トロイデンで指揮を執るホラーバッハ監督。日本企業『DMM』が経営権を持つクラブの中で、同指揮官は今シーズン、シュミット・ダニエルや橋岡大樹、香川真司、林大地、岡崎慎司の5人の日本人選手を指導する。
そんなホラーバッハ監督は、母国ドイツ『シュポルト・ビルト』に対して、ワールドカップの日本代表メンバーに招集されたシュミットについて語り、同選手の活躍を期待した。
「私からすれば、ダニエルはクラブだけでなく、日本代表のナンバーワンでもある。ワールドカップで彼がゴールを守ることになっても驚きはない」
「彼にはトップでプロフェッショナルな姿勢や勤勉さ、誠実さがある。ゴールキーパーは通常、より外向的な性格である傾向にあるが、ダニエルはとても内向的な性格だ。それでも、彼はチーム内で大きなリスペクトを受けている。残念ながら、国際的に過小評価されるトップゴールキーパーだ。このワールドカップが彼の評価を変えるものになると願っている」
また、ホラーバッハ監督は日本人選手の特徴について「彼らは努力家で、一生懸命で、常に協力している。それに、好奇心が強く、学ぶのがとても速い。コーチとして彼らと仕事をすること以上にナイスなことはない。ただし、日本人選手には冷淡さやずる賢さといったものが欠けているから、ピッチ上でナイスすぎる」と言及。
さらに、カタール・ワールドカップのグループステージで日本代表と対戦する母国ドイツ代表に対して警戒を呼び掛けた。
「私は彼ら(日本人スタッフたち)とワールドカップの組み合わせについてたくさんの冗談を言っている。しかし、我々(ドイツ)にとって日本はとても難しい相手だ。このチームを過小評価することは致命的なものになる。彼らは敗戦が決まるまで最初から最後の1秒まで戦うチームだ」
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