▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀
準決勝のアルゼンチンvsクロアチアは、34分にアルゼンチンがPKからこの試合の先制点を奪うと、その後も2点を追加。リオネル・メッシが1ゴール1アシストと結果を残し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
この試合のターニングポイントについて、解説の玉田圭司氏は「先制点」を挙げた。
「ボールを後ろで動かしながら前線に運んでいくことに関しては、クロアチアの方がうまくいっていた。クロアチアのペースだと思っていましたが、先制点を挙げたのはアルゼンチン。そこから流れが変わった」
その先制点はフリアン・アルバレスの裏を狙う動きから生まれた。ボックス内でGKドミニク リバコビッチと接触し、アルゼンチンがPKを獲得した。
玉田氏は「このシーンはアルバレスがしっかりと裏を狙って、それを中盤の選手も見ていた」とコメント。冴え渡っていたアルバレスのブレイクザラインを評価している。
同じく解説の小澤一郎氏も「アルバレスの抜け出しを誉めるべき」と賞賛。さらに「裏抜けしてメッシのためのスペースを作り出してくれる。オフザボールの質、量を考えてもラウタロよりもいい」と、メッシの相棒として確固たる地位を築いているとの見方を示した。
今季限りで現役を引退したゲストの大谷秀和氏は、センターバックの対応について言及。「中盤でモドリッチがボールをカットしそうになったところで溢れました。それにより少し気が緩んで全体として足が止まった。センターバック間のコミュニケーションがうまくいかなかったのかなと。間を抜けているので対応は難しかったと思います」と分析した。