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国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が3年ごとのワールドカップ開催を希望するようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。
中東で初開催となったカタール・ワールドカップは、11月20日から約1カ月にわたって開催され、リオネル・メッシ擁するアルゼンチンの優勝で幕を閉じた。今大会は当初から移民労働者や性的マイノリティへの人権問題や気候、アルコール販売などさまざまな面で懸念されていたが、大きな混乱はなく、全日程を終了した。
カタール・ワールドカップの興奮さめやらぬ中、大会を主催するFIFAのインファンティーノ会長は、2018年大会を大幅に上回る62億ポンド(約9950億円)の収益を記録するなどの成功を受け、さらなるフットボールの国際的な発展のために3年ごとのワールドカップ開催を目論むようだ。
また、アルゼンチンとフランスによる決勝は“ワールドカップ史上最高のファイナル”と評価される中、初の試みであった欧州シーズン中のワールドカップ冬季開催にインファンティーノ会長は確信を得たとも伝えられている。
ワールドカップは通常、夏季オリンピックとは異なる偶数年の夏に開催されているが、大幅な代表戦日程の編成を目指すFIFAは以前からワールドカップの隔年開催を提案。アジアサッカー連盟やアフリカサッカー連盟が支持する一方で、欧州サッカー連盟や南米サッカー連盟、さらに選手たちからは反発の声が上がっていた。
なお、インファンティーノ会長は大会期間中のプレスカンファレンスで、2025年から32チームに出場チーム数を拡大したクラブ・ワールドカップを実施することや、インターナショナルブレイク中に代表チームによるフレンドリートーナメントを開催する案を発表していた。