ブラジル代表FWネイマールは、同国のレジェンドであるペレ氏の他界を受け、ソーシャルメディアに思いを投稿した。
1956年のデビュー以降、3度のワールドカップ制覇に加え、通算1200ゴール以上を記録するなどフットボール界にその名を刻んだペレ氏。しかし、近年大腸がんを患う同氏は、先日から病状の悪化が伝えられ、そして29日に息を引き取ったことが発表された。
ペレ氏の訃報を受け、PK戦の末に敗れたカタール・ワールドカップ準々決勝クロアチア戦で同氏が保持するブラジル代表最多得点記録となる77ゴール目をマークしたネイマールは、自身の『Instagram』に思いを綴った。
「ペレ以前の10番はただの背番号でしかなかった。僕はこの言葉を何度か読んだことがある。でも、このフレーズは完成していない。僕は“ペレ以前のフットボールはただのスポーツに過ぎなかった。ペレがすべてを変えた。彼はフットボールをアートに変え、エンターテイメントに変えた”と言いたい」
「彼は貧民や黒人に声を届け、何よりも大きなこととして、ブラジルに知名度を与えた。キングのおかげで、フットボールとブラジルはそのステータスを高めることができた。彼は逝ってしまったけど、彼の魔法は残り続ける。ペレは不滅だ！！」
また、ブラジル代表FWリシャルリソンは「今日、フットボールはその最も美しいチャプターに別れを告げる。彼は世界を魅了し、フットボールの歴史を変えた。あなたはいつまでも最も偉大な選手だ」とソーシャルメディアに綴った。
その他にも、カゼミーロが「ブラジルとフットボールにもたらした栄光に感謝している。あなたのレガシーは不滅だ」と投稿するなど、ブラジル代表の選手たちがペレ氏に多くのメッセージを送っている。
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