5日、セリエA第16節のクレモネーゼvsユヴェントス戦が行われ、アウェイのユヴェントスが1-0で勝利を収めた。
後半終盤までスコアレスの展開が続いた試合は、アディショナルタイムに生まれたゴールによって決着がついた。91分、ペナルティエリア手前で獲得したフリーキックをポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが直接狙うと、ボールは右ポストに当たってゴールに吸い込まれ、土壇場でユヴェントスが貴重な勝ち点3を手にした。
この結果により、ユヴェントスはリーグ戦7連勝。この間無失点と、持ち前の堅牢な守備を武器に白星を積み上げている。シーズン序盤は不振にあえぎ、一時は8位まで順位を落としていた“ビアンコネロ”は、首位・ナポリと勝ち点差「7」の3位まで順位を上げることに成功している。
イタリアのスポーツ専門誌『トゥット・スポルト』は4日、クレモネーゼ戦後インタビューに応じたユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督のコメントを伝えている。
アッレグリ監督は「この試合の難しさは分かっていた。前半は技術的なミスが多かったが、後半は良くなっていたね」とクレモネーゼ戦を総括。また、クラブ関係者と良好な関係を築いていることの重要性も付け加えた。
「スポーツディレクター(SD)の(フェデリコ・)ケルビーニとスタッフたちは、常に最新情報を提供してくれている。選手の状態とか、市場のこととかね。いつもそういったことを話し合っていることで、ユーヴェは完成されたチームになっていると思う」
すでにチームには、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022で決勝まで勝ち残ったフランス代表MFアドリアン・ラビオや、アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスらが復帰。クレモネーゼ戦を欠場したアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアも、アッレグリ監督曰く「トレーニングをしているが、調子は良くなっている」という。ここに、現在負傷を抱えているセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチやフランス代表MFポール・ポグバらが復帰すれば、ユヴェントスはスクデット奪還に向けてさらに盤石の陣容を手にすることになる。
次節、ユヴェントスは8日にウディネーゼとのホーム戦を控えている。
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