ミッドウィークに行われたセリエA再開初戦のクレモネーゼ戦において、後半アディショナルタイムにアルカディウシュ・ミリクの値千金の決勝弾で1-0と辛くも勝利を手にした3位ユヴェントス。日本時間8日に行われるセリエA第17節では、今シーズンの序盤戦でサプライズを巻き起こしたウディネーゼをホームに迎える。
ウディネーゼ戦へ向けた記者会見に出席したマッシミリアーノ・アッレグリはまず、6日に58歳で亡くなった元ユヴェントスのジャンルカ・ヴィアッリ氏および5日に83歳で死去したエルネスト・カスターノ氏に1分間の黙とうを捧げ、哀悼の意を表した。
「ヴィアッリは、ユヴェントスやイタリア代表に大きく貢献した人物だ。選手としてまた人間として見習うべき模範だった。我々はみんなさみしくなる。彼は、テクニックだけでなく、情熱を持ち、気持ちを込めてプレーするべきことを選手たちに教えてくれた」
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続いてユーヴェ指揮官は、順位表で8位につけるアンドレア・ソッティルのチームとの対戦へ意気込みを示したほか、チームの台所事情に言及した。
「明日は満員の観客が迎えてくれるはずであり、良いパフォーマンスを見せるチャンスだ。ウディネーゼはフィジカルを特徴とするチームで、今シーズンは素晴らしいパフォーマンスを見せている。複雑な試合になるだろう」
「(アンヘル)ディ・マリアが復帰し、(レアンドロ)パレデスもコンディションが戻ってきた。(グレイソン)ブレーメルはやや疲労がみられるが、(ダニエレ)ルガーニの準備はできているはずだ。(マティアス)ソウレはフィジカル面で準備が整ったように見える。運動量だけでなく、偉大なクオリティを持っている選手だ。だが、若手には適切な成長の時間を与えるべきだろう」
「(モイーズ)キーンは昨シーズンから6キロ体重を落とし、非常に良い状態でシーズンに臨めている。あらゆる面において成熟し始めており、調子は良い。明日は彼もしくはミリクを起用するか、それともディ・マリアをベンチにおいて2人を同時起用するか検討したい」
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今季の目標に変化は?
前節では、単独首位を走るナポリがインテルに敗れ、今シーズン初黒星を喫した。この結果、ナポリと2位ミランとの差は5ポイント、3位ユヴェントスとの差は7ポイントに縮まった。だが、アッレグリは目標の修正に慎重な姿勢を見せた。
「現時点でスクデット争いの様相に変化はない。ナポリは大きくリードしており、明らかに有利だ。最高のシーズンを見せており、本命であることに変わりはない。我々の目標に変化はなく、リーグ戦上位4位以内に入ることと、コッパ・イタリアおよびヨーロッパリーグで勝ち残ることだ」
放送・配信予定
- ユヴェントス vs ウディネーゼ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年1月8日(日)日本時間2:00
- 実況:河村太朗
- 会場:アリアンツスタジアム
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