2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)覇者である元イタリア代表のアルベルト・ジラルディーノが率いるジェノア。昨シーズンのセリエAを19位で終え、15年ぶりのセリエBの舞台へと降格した古豪は、日本時間13日のコッパ・イタリアのラウンド16において、昨年のUEFAカンファレンスリーグ覇者ローマに挑戦する。
2019年にセリエD(4部)レッツァートで監督デビューを果たすと、プロ・ヴェルチェッリやシエナなどでの指揮を経て、昨夏にジェノアの下部組織の指揮官に就任したジラルディーノ。先月からアレクサンダー・ブレシンの後任としてトップチームを率いる元イタリア代表FWは、セリエAでUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権争いを繰り広げている強豪ローマを警戒しつつ、ジョゼ・モウリーニョとの対決を歓迎した。
「ローマは組織化されたチームだ。私としては、モウリーニョのような指揮官に出会い、彼と対戦できることは刺激になる。ローマは強豪であり、彼らのクオリティは知っている。試合では、守るべき時は守り、決めるべき時は決められるようにしたい」
イタリア杯のラウンド16では、ジャンルイジ・ブッフォンを擁するセリエBのパルマがインテルに延長戦の末、1-2で敗れたが、先制点を奪って87分まで試合を優位に進めるなど、シモーネ・インザーギのチームをあと一歩まで追い詰めた。
またトリノは、昨シーズンのセリエA王者ミランを相手に、数的不利に陥りながらも、延長戦の末に1-0で勝利を収めて下馬評を覆した。ジラルディーノは、ジェノアも格上ローマとの対戦において番狂わせの可能性はあるとみている。
「ジェノアのチャンスはほとんどない? カルチョにおいて、当然の結果など存在しない。我々は献身的にプレーし、具体的で重要なパフォーマンスを見せることを考えたい。苦しい時間帯は訪れるだろうが、我々が活かすべきスペースや時間もあるはずだ」
(C)Getty images
放送・配信予定
- ローマ vs ジェノア
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年1月13日(金)日本時間5:00
- 場:スタディオ・オリンピコ
関連記事
● 【インタビュー】スパレッティが語るトッティとの確執の真相「私は教え子が大好きだが何かを変えようとすれば…」 | セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。