藤本氏は桐光学園高校から筑波大学に進学。そこから清水エスパルスに加入し、06年にはJリーグの新人王に輝いた。 その後、名古屋グランパスや横浜F・マリノス、ガンバ大阪、京都サンガF.C.でもプレー。昨季はSC相模原でプレーしていた。
17年間の現役生活にピリオドを打つことになった藤本氏は「いろいろなチームに行かせていただいて、いい勉強になったことがたくさんあった。本当に自分らしいサッカー人生を送ることができたなと思っています。ここまで長くプレーをし続けられたことは、僕の家族に支えてもらってここまで来れたのかなと思います」と主張。心残りとしては「チームとしてタイトルを取れなかったこと」を挙げ、「どの大会も2位で終わったこと。それがすごく悔しかったなというのが一番です」と話した。
引退を決断した理由としては「W杯を見ていてもそうだったんですけど、割と同年代やもしくは下の人が監督をやっていて、自分も指導者をやるなら監督を目指してS級を取りにいきたいと思っているので、それを考えた時に早くしなくちゃではないですけど、気持ちがそっちに傾いたのが理由の一つ」と語り、指導者の道に進むことが決断につながったと口にした。
今後は横浜F・マリノスのスクールコーチに就任することが決まっている。理想の監督像を「選手の時、自分の中では攻撃が最大の防御というのをブレずにやってきたので、それをやれればいい」と明かした藤本氏は、新たなキャリアのスタートに向けて思いを明かした。
「まずはスクールのコーチとアカデミーのサポートなどの形でスタートするので、選手として経験したことを伝えることができればいいです。指導者としてはスタートになる。自分もいろいろな方から勉強して、指導者として成長していきたいです」
指導者としてどんな道を歩んでいくのか。次なるキャリアの今後を楽しみにしたい。
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