12日、リーグアン第18節のPSGvsアンジェ戦が行われ、ホームのPSGが2－0で勝利を収めた。
PSGは、FIFAワールドカップ（W杯）カタール2022でアルゼンチン代表を36年ぶり3度目の優勝に導いたFWリオネル・メッシが大会後初のリーグ戦出場。ブラジル代表FWネイマールや元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスらと共に、スターティングメンバーに名を連ねた。試合は前半立ち上がりの5分にU－21フランス代表FWユーゴ・エキティケがゴールを決めてPSGが先制すると、後半にメッシが魅せる。72分、複数選手が絡んだパスワークでアンジェ守備陣を翻弄すると、最後はメッシが右足でシュートを流し込む。一度はオフサイドと判定されるも、VARチェックの結果ゴールが認められた。
フランスメディア『RMCスポーツ』は12日、試合後にインタビューに応じたPSGのクリストフ・ガルティエ監督のコメントを紹介。ガルティエ監督は、貴重な追加点を挙げてチームに勝利を呼び込んだメッシを称賛した。
「レオはよく回復し、我々とかなりの回数のセッションを行っていた。落ち着いていて、身軽で、肉体的にも非常に良さそうだ。レオがいる時といない時とでは、チームは明らかに違う顔を見せる」
「ハーフタイムや試合中にも、体調を確認するために彼に話しかけていた。気分は良かったみたいだね。彼が復帰してプレーすることは、チームにとっても、またレオにとっても重要だった。彼がフル出場できたのはさらに素晴らしいことさ」
また、ガルティエ監督は本拠地『パルク・デ・プランス』に駆けつけ、W杯を制したメッシに大歓声を送ったサポーターにも感謝の意を示している。
「彼がこのクラブにやってきた時のように歓迎してくれたサポーターたちに感謝する。ブラボーだった。信じてもらえると嬉しいが、そのような歓迎は彼の心を温めるんだ」
メッシは今シーズン、PSGで公式戦20試合に出場して13ゴール14アシストを記録。35歳となった今もなお、輝きを放ち続けている。次節、PSGは16日にレンヌとのアウェイ戦を控えている。
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