シーズン序盤は8位に低迷したものの、直近のリーグ戦においてクリーンシートで8連勝を飾り、37ポイントで2位にまで浮上することに成功したユヴェントス。44ポイントのナポリが首位を快走する中、日本時間14日、スクデット争いへの足掛かりとなるルチアーノ・スパレッティのチームとの直接対決に臨んだ。
だがフタを開けてみれば、セリエAにおいて1993年5月のペスカーラ戦以来30年ぶりとなる5失点で1-5の屈辱的な大敗。堅守が持ち味であるはずのユーヴェは、ナポリの爆発的な攻撃力に屈し、実力の差を見せつけられた。指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリは試合終了後、敗戦の弁を述べた。
「素晴らしい試合をしたナポリを称えるべきだろう。我々は少しエネルギー切れだった。1点をリードされた後、我々にとって最高の時間帯に2点目をとられてしまった。だがこれもカルチョだ。こういう夜もあるだろう」
「キャリアで最悪の敗戦に? 最悪の敗戦というわけではない。エネルギー面で相手よりも分が悪かったこともあり、負けは仕方ない。ただ、簡単に読めるはずの状況で失点のリスクを負うようなプレーもあった。スコアを覆すための力はあったはずだが、思うようにいかなかった。だからと言って落ち込むべきではないだろう。これまで8連勝していたのだからね」
「今日のような試合でミスを犯せば、失点を避けるのは難しい。首位のチームとの対戦なら起こり得ることだ。ナポリは首位に値するチームだ。我々は成長を続けることを目指しつつ、ケガ人の回復を待ちたい。今日は前半に良い時間帯もあったが、空中戦やデュエルでほとんど勝利できず、まったく負けにふさわしい出来だった」
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なお、ナポリ戦は、昨年11月に退任の意向を示したアンドレア・アニェッリ会長やパヴェル・ネドヴェド副会長らにとって最後の試合となった。アッレグリは長年にわたってタッグを組んだ会長について言及。「彼とは素晴らしい年月をともに過ごしてきただけに、残念だ。再現不可能なサイクルを作り上げてくれた。我々は目標を目指して前進していかなければならない」と述べた。
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