18日、FAカップ3回戦(再試合)のウォルヴァーハンプトンvsリヴァプール戦が行われ、アウェイのリヴァプールが1-0で勝利を収めた。
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、週末のプレミアリーグも見据えてエジプト代表FWモハメド・サラーやスコットランド代表DFアンディー・ロバートソンら主力数選手をベンチに置いた。試合は前半13分、ハーフウェーライン手前から長い距離をドリブルで持ち上がったU-21イングランド代表FWハーヴィー・エリオットが左足でミドルシュートを放つと、綺麗な放物線を描いたシュートがゴールネットを揺らす。19歳FWのスーパーゴールで先手を取ったリヴァプールは、その後ウォルヴァーハンプトンの反撃を凌ぎ、1-0と完封勝利。4回戦進出を決めている。
リヴァプールの地元紙『リヴァプール・エコー』は18日、試合後にインタビューに応じたクロップ監督のコメントを紹介。クロップ監督は「彼らには本当に助けられた」と、先発した2選手を称賛した。
「(ギニア代表MF)ナビ・ケイタと(スペイン代表MF)チアゴ・アルカンタラの落ち着きが、“ウルブス”を破る原動力となったね」
また、クロップ監督は、中盤で存在感を放ったケイタとチアゴの恩恵を受けた選手がいることも明かしている。
「2人がいたことで、(U-19スペイン代表MF)ステファン・バイチェティッチがより輝いたと思う。ステファンは良い選手で、人柄も素晴らしい。動きがとてもスマートなんだ。ただ、若い選手ほど出場した試合では良いスタートを切る必要がある。だからこそ、彼の隣にいたケイタやチアゴがたくさんコミュニケーションを取ってくれて、本当に助かったんだ」
2023年に入ってから、公式戦3試合白星なし(1分2敗)と調子を落としていたリヴァプールだが、FAカップでの勝利によって再び上昇気流をつかめるか。21日に本拠地『アンフィールド』で行われるプレミアリーグ第21節のチェルシー戦は、復調を占ううえで一つの試金石となりそうだ。
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