シモーネ・インザーギ率いるコッパ・イタリア王者のインテルは、スーペルコッパ・イタリアーナのタイトルを懸けてセリエA王者のミランとサウジアラビアの首都リヤドで対戦。3-0で勝利を収め、ユヴェントスを下した昨シーズンに続き、2年連続で大会を制した。
指揮官のインザーギはミラノダービー終了後、『SportMediaset』のインタビューに応じると、今シーズン初のタイトル獲得を喜んだ。
「選手たちは完璧な試合を見せてくれて非常によくやってくれた。チームは試合を通して集中し、決意をもってプレーし、1つにまとまって、常にコンパクトで冷静な試合運びをすることができていた。これこそ、タイトルを懸けた一戦で戦う時の姿であり、最高の形で勝負に臨むことができた」Getty
「途中出場の選手も含めて全員が、試合開始から最後まで非常に良いプレーをしていた。優勝が懸かった試合でミランを相手にこんな形で勝てるなんて素晴らしい。監督としてうれしく思う。UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)ベスト16に続いて、今シーズンの2つ目の目標だったこのトロフィーの獲得に歓喜したい」
インザーギにとって、スーペルコッパの優勝はラツィオ時代を含めて通算4度目。インテル指揮官は、大会で最多優勝記録を誇るファビオ・カペッロ氏やマルチェロ・リッピ氏ら名将に肩を並べることになった。
「今日のような試合は昨シーズンも経験していて慣れている。だが今夜はダービーでもあり、何か特別なものがあった。1年半にわたってインテルで仕事をしてきたが、スタッフや選手たち、そして自分自身のことを最高に誇りに思う」
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ジェコ「スクデットのリベンジではない」
また、インテルの2点目をマークした36歳のFWエディン・ジェコも、サウジアラビアでの勝利に歓喜した。
「僕らは全力を尽くし、試合開始から最後まで素晴らしかった。スーペルコッパを制したこともそうだが、ダービーに勝ったことでより自信とエネルギーが湧いてきた。昨シーズンのスクデットのリベンジというつもりはない。僕もチームも常に前を向いている」
「昨年も制したスーペルコッパだが、良い準備をし、再びタイトルを獲得することができた。インテルで3個目のタイトル獲得には非常に満足している。これからもタイトルを狙っていきたい。僕の本当の年齢? もうすぐ22歳だよ(笑)。いまは契約延長のことは考えず、優勝に歓喜したい。その他のことは、そのうち考えたい」
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