セリエA王者のミランは、スーペルコッパ・イタリアーナのタイトルを懸けて、昨シーズンのコッパ・イタリア覇者インテルとサウジアラビアの首都リヤドで対戦。だが序盤に2点のリードを奪われると、そのままスコアを覆すことができず、終盤にはダメ押しの3点目を許して0-3と完敗した。
Getty
2016-17シーズンを最後に遠ざかるスーペルコッパのタイトルにまたしても手が届かなかったミラン。指揮官のステファノ・ピオリは『SportMediaset』のインタビューに応じると試合を振り返り、パフォーマンスを分析した。
「前半はミスが多く、この試合にふさわしくないプレーを見せてしまい、その後はすべてがより複雑になってしまった。試合を振り出しに戻そうとしたが、より良い結果をつかむには我々の努力があまりにも足りなかった」
「通常、これほど多くのミスを犯すことはないのだが、相手が強豪であれば、すべての代償を払うことになる。選手たちのクオリティを知っているだけに、これほど重要な試合において、こんなパフォーマンスは想像していなかった」
「現在、ミスを犯した後に立ち直り、チームとしてまとまり続けることがうまくできずにいる。今日は困難に直面した際に反発心を見せることができなかった。個人ごとに反発できても、組織としてできていない」
「そしてネガティブな結果が重くのしかかる。特にメンタル面において、最高の時期とは言えないが、唯一の道は、しっかりとトレーニングに取り組んでいくことだ。スーペルコッパではなかなか優勝できず、非常につらい敗戦だ」
(C)Getty images
これで公式戦4戦未勝利となったミラン。勝利から見放され、苦しい状況が続くが、日本時間25日には、5位ラツィオとの上位対決も控える。
「修正すべき状況はいくつもある。今日も人数が足りている場面において組織的に動けず、2失点目を喫してしまった。より注意を払い、チーム全体として成長し、改善していかなければならない。個人としても全員がもっとうまくやっていかなければならない。今日の敗戦は厳しい一撃だが、我々には立ち直るための力があるはずだ」
ハイライト
関連記事
● 【コラム】ミランの宝、生まれ変わったトナーリ…“ピルロの後継者”から現代的MFへの成長 | セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。