前節では、エースのヴィクター・オシムヘンら攻撃陣が躍動してユヴェントスを相手にゴールを量産し、5-1と衝撃なスコアで勝利を収めたナポリ。2位ミランに9ポイントの差をつけ、悲願のスクデットへ向けて独走するルチアーノ・スパレッティのチームは日本時間22日、同じカンパーニア州に拠点を置くサレルニターナとのダービーへ挑む。
ナポリ指揮官は記者会見に出席すると、ダヴィデ・ニコーラの解任からわずか2日でのサレルニターナ指揮官復帰を歓迎しつつ、敵地での一戦へ意欲を示した。
「サレルニターナのベンチにニコーラが戻ってきたことはうれしい。彼のことは人間として監督として尊敬している。だが我々にとってはさらなる難題になるかもしれない。熱狂的なスタジアムで厳しい試合になるはずだが、目の前の状況に対応しなければならない」
「決意をもって臨んでくるサレルニターナに対し、メンタル面で準備を整えておく必要がある。自分たちの武器をもって戦い、全力を尽くさなければならない」
ミッドウィークに行われたコッパ・イタリアではクレモネーゼにPK戦の末に敗れてベスト16敗退となった。ナポリ指揮官は、選手たちに奮起を求めた。
「イタリア杯ベスト16敗退はうれしいことではないが、チームが敗退を引きずっている様子もない。サレルニターナ戦では、難しいピッチでプレーすることになるが、ふさわしい反応を期待している。我々は重要なものを懸けて戦っており、ピッチに立つのが待ち遠しい」
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「クヴァラツヘリアはサレルノに行かず、自宅に残る。熱はないが、ここ数日、薬を服用しており、これが正しい判断だと考えている。サポーターも不在に？ 我々はこの街の歴史にふさわしい振る舞いをしなければならない。騒ぎを起こせば、その代償を払うことになる。処分が正当かどうかは分からないが、重要なファンのサポートがないのはつらい」
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続いてナポリ指揮官は、ナイジェリア代表FWについて言及。「オシムヘンは素晴らしい青年だ。極めて重要な未来が待っているだろう」と賛辞を贈ったほか、エリフ・エルマスやジャコモ・ラスパドーリにも触れた。
「エルマスは常にピッチで全力を尽くし、自身の価値を示している。現時点で出場に値する選手だ。ラスパドーリはクレモネーゼ戦で不運だったが、偉大なクオリティを持った選手だ。彼なら違いを作り出せるはずだ」
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放送・配信予定
- サレルニターナ vs ナポリ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年1月22日（日）日本時間2:00
- 会場：スタディオ・アレーキ
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