ジョゼ・モウリーニョ率いるローマは日本時間23日、敵地でスペツィアと対戦。パウロ・ディバラのアシストからステファン・エルシャーラウィおよびタミー・エイブラハムがゴールを決めて2-0と公式戦3連勝を飾った。暫定4位へと浮上したローマの指揮官は、チームのパフォーマンスに満足感を示した。
「2点差では常に試合は分からない。昨年はユヴェントスで追いつかれた経験があり、今年は我々の方がミランに追いついた。だが今日はベンチから試合を安心して見ていられた。選手たちは難しいピッチで安定した試合をして主導権を握り、素晴らしかった」
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スペツィア戦では、今冬のプレミアリーグ移籍の可能性が報じられているニコロ・ザニオーロが招集メンバーから外れた。だがモウリーニョは、ローマの条件を満たすオファーが届いていないことから、イタリア代表MFがチームに残留すると予想している。
「私の個人的な見解だが、ザニオーロは2月もここで我々の下にいるはずだ。ただ、移籍期間に彼が退団を希望するのなら、それも良いだろう。だが、私は彼が残留すると考えている。退団の意思を表明したとはいえ、退団すると決まったわけではないからね」
「ザニオーロは重要な選手で、市場価値も高い。一定以下の金額は、クラブとして受け入れられない。だが拒否できないようなオファーは届いておらず、彼は残留するはずだと感じている。ザニオーロが2月以降もローマに残るのなら、私にとってプラスアルファの選手になる」
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さらにモウリーニョは、23歳MFと良好な関係を築いていることを強調しつつ、自身の見解を示した。
「ニコロとは素晴らしい関係を築いている。私としては彼のサポートに努めてきたし、彼も常に全力で応えてくれた。私はチームのために全力を尽くしてくれる選手を常に守ってきたつもりだ。彼が退団を希望するのなら、私も受け入れなければならない。だが彼が退団すれば、代役の選手を見つけなければならない。彼が退団して代役がいないという状況は、受け入れがたい」
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