2022-23シーズンのDFBポカールラウンド16が2月1日にスタート。ここではビッグクラブ、日本人所属クラブの試合を紹介する。
2月1日(水)
2:00 パーダーボルン vs シュトゥットガルト
シュトゥットガルトが2部パーダーボルンとのアウェー戦に挑む。再開からの3試合で2分け1敗と苦しい状況が続く。一方、遠藤航は華麗なミドルシュートでゴールを挙げ、伊藤洋輝は正確なフィードで違いを作るシーンもあり、昨年12月に就任したブルーノ・ラッバディア監督の下でも確かな信頼を得ている。
また、注目したいのがウニオン・ベルリンの原口元気の去就。シュトゥットガルト行きの噂が流れており、中盤の人員にも着目したいところだ。
2月2日(木)
4:45マインツ vs バイエルン
リーグ再開から1勝1分け1敗のマインツ。直近のボーフム戦ではカリム・オニシヴォがハットトリックを挙げる活躍を見せており、攻撃陣は上り調子だ。とは言え、選手層に不安があり、バイエルン戦でどれだけのコンディションを持って臨めるかは定かではない。
一方の王者バイエルンは再開から3試合連続のドロー。決定力不足、そもそもの創造力不足、また個々の主力選手の不調など不安要素を挙げるとキリがない。カウンターから簡単に失点するシーンが目立っており、マインツを侮れば敗退もありうるだろう。
また、マインツとバイエルンのここ5試合の戦績は、バイエルンの3勝2敗。バイエルンが勝利するときは大勝であるため、互角とは言えないものの、決して相性がいい相手ではない。
2月8日(水)
4:45 フランクフルト vs ダルムシュタット
リーグ戦、欧州の戦いで好調のフランクフルト。ブンデスリーガでは6試合負けなしで、直近のバイエルン戦でもエースのランダル・コロ・ムアニが価値ある同点ゴールを決め、1-1のドローに持ち込んだ。コロ・ムアニに関しては1対1の仕掛けや非凡なシュートセンスなど、ブンデスリーガを代表する選手となりつつあり、今後の飛躍からは目が離せない。
また、長谷部誠もバイエルン戦で先発に戻り、健在ぶりをアピールしたのもチームにとっては朗報。過密日程の中、39歳のベテランの力を今後も借りるのは間違いなく、日本、いやフランクフルトのレジェンドの勇姿を見逃す手はない。
2月9日(木)
4:45 ボーフム vs ドルトムント
連敗中で16位となり、ブンデスリーガでの戦いに目を向けたいボーフム。ホッフェンハイム戦を挟んでドルトムント戦を迎えるだけに、難しい状況であることは確かだ。また、カタール・ワールドカップで一定のインパクトを残した浅野拓磨もボーフムではここまで10試合で1ゴールと苦しんでおり、何かを変えるきっかけをつかみたい。
対するドルトムントは再開明けから3連勝といい波に乗る。ピッチ面を見ても、ユリアン・リエルソンが早速移籍後初ゴール、カリム・アデイェミが待望の初得点、セバスティアン・ハーラーの先発復帰など明るいニュースが相次いでいる。今のドルトムントを止めるのはボーフムには少々荷が重いかもしれない。
■ポカールラウンド16
▽2月1日(水)
- 2:00 パーダーボルン vs シュトゥットガルト
- 4:45 ウニオン・ベルリン vs ヴォルフスブルク
▽2月2日(木)
- 2:00 ライプツィヒ vs ホッフェンハイム
- 4:45 マインツ vs バイエルン
▽2月8日(水)
- 2:00 ザントハウゼン vs フライブルク
- 4:45 フランクフルトン vs ダルムシュタット
▽2月9日(木)
- 2:00 ニュルンベルク vs デュッセルドルフ
- 4:45 ボーフム vs ドルトムント
※すべて日本時間
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