J1で13位に終わった昨季からの巻き返しを図る”スター軍団”ヴィッセル神戸。昨季まで在籍していた古巣クラブの練習に訪れた槙野氏が、和気藹々とした雰囲気の練習を視察した後に元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタと元日本代表のFW武藤嘉紀にインタビューを実施。また自身のYoutubeチャンネル『俺じゃけん』では、MF扇原貴宏、DF飯野七聖、DF初瀬亮との対談の様子がアップされている。
現在38歳のイニエスタは、個人の目標を問われると、怪我などで戦列を離れる時期も続いた昨季を「苦しい時間が長かった」と表現。その上で迎える神戸での6シーズン目は、「チームのために自分のベストパフォーマンスを出せるように日々準備していくこと。あとは今シーズンはいいサッカーをして楽しいシーズンを過ごすことが目標」と強調した。
またホームでアビスパ福岡と対戦する開幕戦に向けては、「（開幕戦は）いつも不思議な雰囲気の試合になるが、いい試合をしていい滑り出しができるようにしたい」と抱負を語り、改めて「全てをやり切ったと言えるように今シーズンも頑張っていきたい」と今季にかける意気込みを口にした。
一方で神戸での3シーズン目となる武藤は、昨年は2度の故障で離脱を強いられたことも踏まえた上で「30歳を過ぎたのでここからもう一度体を鍛え直して、かつ怪我なく、一年間通してゴールを量産したい」と今季にかける思いを口にする。
その中で個人の目標を問われた武藤は、「得点王を狙いたい」と宣言。「それがチームの助けになるし、自分自身はタイトルを奪ったことがないので、熟してきたチームにタイトルをもたらせたら最高です」と悲願のタイトルへの思いを語った。
そして開幕戦に向けては、「ホームということもあるでファンの前で最高のプレーをして、圧倒したい」と語り、プロ11年目となる新シーズンは大きな決意を背負って臨むことになる。
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