17日、2023シーズンのJリーグが開幕。等々力陸上競技場での川崎フロンターレと横浜F・マリノスの神奈川ダービーで幕を上げた。
予想外の展開でスコアは早々に動いた。4分、川崎FのGKチョン・ソンリョンのフィードが短くなったところをエウベルがヘディングでカット。流れたボールに反応した西村拓真が無人のゴールに流し込んだ。
その後はホームの川崎Fが少しずつ主導権を握りながら勢いを押し戻していく。攻撃時には右SBの山根視来がボランチの位置に入る[3-2-5]の立ち位置でボールを運びながら押し込んでいった。その流れでマルシーニョのドリブルや遠野大弥の飛び出しげ目立ち始め、流れるようなパスワークから迎えた遠野の決定機を決め切れず、宮代大聖の強烈な反転シュートはクロスバーを叩いた。すると、38分には横浜FMがセットプレーのチャンスをモノにする。永戸勝也の左CKにアンデルソン・ロペスが合わせ、こぼれ球に詰めたのはエウベル。アウェイチームが2点のリードで前半を折り返した。
後半、家長昭博に代えて瀬川祐輔を右サイドに入れた川崎Fはボールを握る時間を長くしていく。しかし、遠野がまたしても決定的なヘディングシュートを決められず、徐々に勢いもトーンダウンしていく。そのまま時間は経過していき、87分にはCBのジェジエウが一発退場。少ない時間ながら数的不利を強いられた。
それでも、ホームで簡単に負けられない川崎Fは最後に意地を見せる。90+1分にサイド攻撃から橘田健人が押し込み、1点を返した。
しかし、6分のアディショナルタイムが過ぎたところでタイムアップ。試合後の表情は対照的で落胆の川崎Fと歓喜の横浜FMにくっきりと分かれた。
・J1第1節
川崎F 1-2 横浜FM
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