18日、各地でJ1とJ2の試合が開催された。
J1は8試合が開催された中、FC東京と浦和レッズの両者が激突。互いにボールを動かしながらゴールに迫る中、なかなか得点が生まれない拮抗した展開となったが、後半に入り66分にMF安部柊斗のクロスが相手のオウンゴールを誘ってFC東京が先制。これで勢いがついたFC東京は、74分にMF渡邊凌磨が追加点を奪って勝負あり。2-0で開幕戦勝利を飾った。一方、マチェイ・スコルジャ新監督を迎えた浦和は、最後までゴールが奪えずに黒星スタートとなった。
ビッグゲームとなったのは、サガン鳥栖と湘南ベルマレーが相対した一戦だ。湘南は立ち上がりから鳥栖のビルドアップをプレスで圧倒。FW大橋祐紀が2つのゴールを奪ってリードを広げると、鳥栖のゴールがVAR判定の末に取り消される場面もあり、3-1で前半を折り返すことに成功する。
後半に入っても猛烈なプレスと素早いカウンターで攻撃を繰り出す湘南は、60分に大橋が開幕第1号となるハットトリックを達成してさらに追加点を奪取。最終的に5得点を奪い、湘南が鳥栖を相手に快勝を収めている。
そのほかの試合では、プレシーズンの結果により心配されるところもあった鹿島アントラーズが京都サンガF.C.を相手に2-0で快勝。MF香川真司が途中出場したセレッソ大阪は、昇格組のアルビレックス新潟と2-2のドローに終わっている。
J2は7試合が開催。開幕ゲームとなったヴァンフォーレ甲府とモンテディオ山形の試合は、立ち上がり早々にDFイサカ・ゼインの突破からFWデラトーレが沈めて山形がゲームを優勢に進めていく。後半に入り甲府がセットプレーから同点に追いつくも、77分にチアゴ・アウベスがPKを沈め勝ち越した山形がそのまま勝利。開幕戦を白星で飾った。
そのほか、昇格候補に上がっている清水エスパルスは水戸ホーリーホックとスコアレスドロー。昇格組対決となったいわきFCと藤枝MYFCの試合は、打ち合いの末に藤枝が3-2で勝利している。
■2月18日開催 結果
・J1第1節
FC東京 2-0 浦和
横浜FC 0-1 名古屋
京都 0-2 鹿島
C大阪 2-2 新潟
神戸 1-0 福岡
広島 0-0 札幌
柏 2-2 G大阪
鳥栖 1-5 湘南
・J2第1節
甲府 1-2 山形
いわき 2-3 藤枝
群馬 0-0 秋田
清水 0-0 水戸
磐田 2-3 岡山
山口 1-0 大宮
長崎 0-1 千葉
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