フライデーナイトに開催された昨季リーグ王者の横浜FMとカップ戦王者の広島が激突した一戦は、最後まで勝利を諦めない見応えのある攻防を繰り広げた。
最初にペースを握ったのはアウェイチーム。横浜FMのビルドアップに対し、広島が積極的にハイプレスを仕掛ける。そして4分、中盤での球際の攻防を制したところから素早く右サイドへ展開し、MF満田誠のクロスをゴール前に飛び込んできたMF東俊希が左足でフィニッシュ。広島が幸先良いスタートを切る。
早々にリードを許したホームチームは、前半序盤は広島のハイプレスに苦しんだが、徐々に最終ラインからのビルドアップが安定し始める。すると19分、少し長くなった背後へのボールを猛スプリントでマイボールにしたFWエウベルのクロスをFWアンデルソン・ロペスが胸で合わせて同点。横浜FMがすぐに試合を振り出しに戻す。
ボールを保持して敵陣に押し込んだ横浜FMが主導権を引き戻した前半から後半は、再び広島が前線からのハイプレスを強めてペースを引き戻し、一進一退の攻防を繰り広げていく。
またお互いに守備でのコンタクトで激しい攻めぎ合いを見せるが、その中で75分にVARが介入。DF永戸勝也がオンフィールドレビューによって一発退場を命じられ、数的不利という状況に追い込まれる。
一人少ない中でも果敢に勝利を目指す横浜FMは、ロングカウンターからの逆転を狙い、一方の広島もハイプレスのギアを上げて今季初勝利を目指したが、お互いに決定機を作りながらも追加点は生まれず、勝ち点1を分け合うことになった。
横浜FMは開幕からの連勝が『2』でストップ。一方の広島は、今季初勝利が次節以降に持ち越しとなった。
■3月3日開催 結果
・J1第3節
横浜FM 1-1 広島
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