ベルギーリーグ第29節が日本時間3月11日~13日に開催。今節の注目試合を紹介する。
メヘレンvsシント=トロイデン
13位メヘレンと12位シント=トロイデンの一戦。ともにプレーオフ2出場権獲得のためにも3ポイントが求められる。メヘレンは前節アントワープに0-5と大敗を喫しているだけに、勝ち点の大半を稼ぎ出しているホーム(6勝5分け3敗)で勝利を目指す。
一方のシント=トロイデンは前節2-2と引き分けたが、4試合勝利なし。悪い流れを断ち切りたいところだ。注目は岡崎慎司。前節は得意のヘディングで今季2ゴール目をマークしたかに思われたが、後に公式記録はアシストに変わり、モリー・コナテの得点に。それでも、好調は維持しており、岡崎の前線での決定的な働きを求めたい。
ヘンクvsユニオンSG
首位ヘンクと2位ユニオンSGの天王山。しかし、両者の勝ち点は8ポイント離れており、優勝はプレーオフで争うことになるだろう。それでも、その前哨戦として大きな意味を持つ一戦だ。
前半戦から中盤まで好調を維持していたヘンクだが、ワールドカップ明けはやや調子は下降気味。ここ4試合で1勝にとどまっている。リーグ最強の攻撃にはそれほど不安はないが、ここ5試合でクリーンシートは一度のみという守備陣が期待に応えられるかが重要な課題となる。
対するユニオンSGは昨季から三笘薫、デニス・ウンダフが抜けながら、今季も優勝争いを展開。ヨーロッパリーグとの二足のわらじを履きながら見事な戦いぶりを見せている。直近ではウニオン・ベルリンと3-3の打ち合いを演じており、守備面での改善が必要となる。町田浩樹は先発したここ2試合で4失点を喫してアピールに失敗し、公式戦ここ3試合で出番なし。次のチャンスに向けて牙を研ぎたい。
アンデルレヒトvsセルクル・ブルッヘ
10位と低迷するアンデルレヒト。前節も敗れ、ここ3試合勝利なしという状況に。また、攻守の要であるアマドゥ・ディアワラも出場停止で欠くことが決まっており、セルクル・ブルッヘとの中位直接対決は簡単なものにはならないだろう。
かたやセルクル・ブルッヘは8試合負けなし。エースの上田綺世が2試合連続ゴール中で、ついに得点ランキング4位に浮上している。現地メディアも「掴みどころがなく、常に動き回ってパスの出どころに気を配っている」と上田のオフ・ザ・ボールでの動きを絶賛。スルーパスからゴールを呼び込む能力はリーグ随一で、ベルギーの地で得点への嗅覚を高めている。3戦連発に期待したいところだ。
■ベルギーリーグ第29節
▽3月11日(土)
- 4:45 シャルルロワ vs ルーヴェン
▽3月12日(日)
- 0:00 メヘレン vs シント=トロイデン
- 2:15 オイペン vs オーステンデ
- 2:15 ウェステルロー vs コルトレイク
- 4:45 セラン vs アントワープ
- 21:30 クルブ・ブルッヘ vs スタンダール・リエージュ
▽3月13日(月)
- 0:00 ズルテ・ワレヘム vs ヘント
- 2:30 ヘンク vs ユニオンSG
- 3:15 アンデルレヒト vs セルクル・ブルッヘ
※すべて日本時間
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