残留争いで厳しい立場に追い込まれた最下位のサンプドリアは13日、マッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスと対戦。序盤に2点を奪われると、一度は2-2の同点に追いついたが、後半、さらなる追加点を奪われて2-4と敗れた。
セリエA10戦未勝利となったサンプドリアの指揮官は、試合終了後、チームのパフォーマンスを分析。強豪相手に死力を尽くした選手たちを称えた。
「サンプドリアは全力を出し切った。ピッチで獲得したポイントは2位にあたるユーヴェという非常に手ごわい相手に対し、我々は最高の試合を見せた。だが、簡単に2点を奪われたシーンなど、いくつかのエピソードが重くのしかかってしまったと言える」
「それでも選手たちは冷静さを失わずに試合を振り出しへと戻し、よくやってくれた。ただ、特に3失点目のシーンなど、プレーの読みに関してミスが多すぎた。4失点目に関しては腹が立ったよ。負けるなら、誇り高き敗北でなければならない」
さらにサンプドリア指揮官は、「ロングボールやクロスについて取り組んでいかなければならない。ゴール前の相手に対して思い切って寄せていく必要がある」とチームの課題を指摘したほか、試合の行方を左右した判定についても言及した。
「ブルーノ(アミオーネ)に対する強烈な肘打ちが通常の接触と判定されたが、ヨーロッパやセリエAの他のエピソードを見る限り、異なる判定もありえたのではないだろうか。(アドリアン・ラビオの)ハンドが認められなかったことについては、主審やVARが見たと言っているのなら私は信じるがね」
ただ、ユーヴェの勝ち越し弾につながったラビオのシーンについては、『ダゾーン・イタリア』の解説を務める元主審ルカ・マレッリ氏がハンドと認め、ゴールを取り消すべきだったとの見解を示している。
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最後にセルビア人指揮官は、69分のPKに失敗し、セリエA5戦連続無得点に終わった同胞のドゥシャン・ヴラホヴィッチを慰めた。
「ドゥシャンは偉大なストライカーだ。いまはうまく行かない時期なのだろう。彼は私の息子と同い年であり、ロッカールームでは父と息子のように話をした。彼はトップクラスのストライカーであり、あきらめてはならない」
「キャリアはあっという間に過ぎてしまう。彼はトップレベルを維持しなければならない。真面目でプロ意識の高い青年であり、きっと継続性を示せるはずであり、再びゴールを挙げられるようになるはずだ」
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