今シーズン、スタディオ・オリンピコにおいてわずか5失点に抑え、堅守を見せていた4位ローマ。だが日本時間13日、指揮官のジョゼ・モウリーニョがベンチに不在の中、サッスオーロをホームに迎えると、前半アディショナルタイムのマラシュ・クンブラの退場も響き、大量4失点で3-4と敗れた。
そんなローマに対し、敵地で番狂わせを起こすことに成功した13位サッスオーロの指揮官アレッシオ・ディオニージは、喜びを露わにした。
「重要なスタジアムにおいて、強力な選手たちを擁するチームとの対戦は簡単ではなかったが、選手たちは素晴らしかった。効率的にボール奪取ができていた。サッスオーロはこの10年間、オリンピコでローマに勝ったことは一度もなかった。(リーグ再開直後に)サンプドリアやフィオレンティーナ、ラツィオには敗れたが、選手たちはその後、偉業を見せていると言える」
「1月末まで移籍期間もあり、チームスピリットに関して波があったうえ、当初は、初めての経験に臨む若手も多かった。だが、現在は選択肢が多くなった。全員が出場できる状態になれば、さらにより簡単になる」
続いてサッスオーロ指揮官は、昨夏の加入後、初のドッピエッタ(1試合2得点)を記録して勝利に貢献した24歳FWアルマン・ロリエンテに賛辞を送った。
「言葉を学び、戦術面でも適応し始めて良くなっている。こうした選手たちには、多くを求め過ぎず、サポートしてやるようにしなければならない。彼は1対1において重要な働きを見せる。(アタランタへ移籍したジェレミー)ボガを彷彿とさせる面もいくつかあると言える。ただ、フィニッシュに関しては、ボガよりも効率的だ。試合において、より継続性を示せるようになれば、さらに強力な選手になるだろう」
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