今シーズンは15ポイントの勝ち点剥奪を受けたものの、セリエA26試合を終えて7位につけるユヴェントス。日本時間20日、敵地ジュゼッペ・メアッツァにおいて、インテルとの伝統のイタリアダービーへ臨むと、23分のフィリップ・コスティッチの決勝点により1-0で勝利を収めた。
今シーズン、19回目のクリーンシートを記録し、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)圏内の4位ミランまで7ポイントに迫ったユヴェントスの指揮官は、チームのパフォーマンスを分析した。
「ミラノで勝利を収めるのは、常に難しいものであり、今夜も簡単ではなかった。それにインテルはホームで2回しか負けていなかったはずだ。フィジカルの試合になったが、チームは前線からプレッシャーをかけ、良いパフォーマンスを見せてくれた」
「前半は3、4回簡単に決められるチャンスがあったが、こうした試合において、好機でミスしてはならない。この点を改善するべきだが、選手たちはリーグ戦中断前に素晴らしいプレゼントをくれた」
「チームは気持ちと情熱を込めてプレーしており、それが違いを作り出している。外部の者には、この状況が分からないだろうが、我々は15ポイントを剥奪され、戦い、奮闘してきた。現在、40ポイントに到達することができたが、リーグ戦で出遅れている中でモチベーションを見出すのは簡単なことではない。それでも選手全員が成長を見せている」
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両チームに退場者が出た白熱の一戦
試合終了後には、ユヴェントスのレアンドロ・パレデスとインテルのダニーロ・ダンブロージオがもみ合いの口論となって退場処分となったほか、ドゥシャン・ヴラホヴィッチとホアキン・コレアも一触即発の事態となった。アッレグリ自身も緊張感の漂う一戦を最後まで見守ることができず、10分早くピッチを後にした。
「あの場面で私がいる必要はなかった。少しイライラしていたので、警告や退場処分を受ける前に、自ら退場した」
前節のサンプドリア戦に続き、イタリアダービーにおいても、コスティッチの得点をアシストしたアドリアン・ラビオにハンド疑惑が浮上。だが主審はファウルを取らずにゴールを認め、敵将のシモーネ・インザーギは「受け入れられない」と憤りを見せた。アッレグリが自身の見解を示した。
「私を怒らせないで欲しい。主審の判定は受け入れなければならない。リーグ前半戦の対戦では、ハンドかどうか分からないのに、我々のゴールが取り消されたこともある。エピソードは良くも悪くも受け入れなければならないものだ」
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