前節でイタリアダービーに敗れて2連敗を喫し、ラツィオに追い抜かれて3位へと後退したインテル。シモーネ・インザーギのチームは日本時間2日、インターナショナルウィーク明けの初戦でフィオレンティーナをホームに迎える。
インテル指揮官は、直近の公式戦で7連勝と好調のヴィンチェンツォ・イタリアーノ率いるフィオレンティーナに対する警戒を強めた。
「ホームの観客の前で良いプレーを見せようという意欲は非常に高い。だが、相手は好調で状態が良く、モチベーションも高い。UEFAカンファレンスリーグやコッパ・イタリアでも良い成績を残している。フィオレンティーナは特に最近、偉業を見せているだけに、次戦では、最高のインテルが求められるだろう」
「対戦相手の実力を把握しつつ、チームメートのために少しでも多く走ろうとする姿勢やモチベーションが重要になるだろう」
昨夏、1年ぶりにインテルへ復帰したFWロメル・ルカクは、フィジカルトラブルに悩まされたこともあり、ミラノでかつての輝きを放つことができていない。だが、ベルギー代表戦2試合で4ゴールをマークして結果を残し、フィオレンティーナとの一戦へ臨む。インザーギも期待を寄せている。
「ルカクは非常に重要な存在になるだろう。ロメルは復帰してから代表でゴールを決めており、我々は満足している。もちろん、インテルの直近の試合におけるチャンスの数やシュート数は少なかったが、この問題に取り組んできただけに、自信はある。それに（エディン）ジェコも代表から戻り、ラウタロも昨日、戻ってきた。かなり自信を持っている」
ただ、中盤の要であるMFハカン・チャルハノールがトルコ代表戦で負傷し、フィオレンティーナ戦を欠場する。
「我々はチャルハノールを失った。チームにおける彼の重要性は分かっているが、これほど多くの試合があれば、ケガのリスクはつきものだ。それからチャルハノールに加えて、（ミラン）シュクリニアルや（フェデリコ（ディマルコ）も欠場するかもしれない。それでもフィオレンティーナ戦に集中するべきであり、過去のことを考えても無駄だ」
放送・配信予定
- インテル vs フィオレンティーナ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年4月2日（日）日本時間1:00
- 実況：北川義隆
- 会場：スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
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