モンテディオ山形は4日、ピーター・クラモフスキー監督との契約を、同月2日付で解除したことをクラブ公式サイトで発表した。
なお、モンテディオ山形のクラブ公式サイトによると、クリス・ブラッドリーコーチとの契約も解除した模様。後任監督については、渡邉晋コーチが就任することも併せて発表されている。
クラブ公式サイトには、次のようにクラモフスキー前監督のコメントが掲載されている。
「永遠に残る記憶と共にモンテディオ山形を去ります。選手やスタッフに別れを告げたとき、私がこのフットボールクラブに与えた影響に気づかされました」
「私が就任したその日から、我々全員で築き上げてきたフットボールと、2021、2022シーズンの良い時も悪い時も、我々の戦い方を成長させてきたことを誇りに思っています。昨シーズンの終盤、フィールドでは嬉し涙があふれ、スタジアムでは鳥肌が立った素晴らしい光景は、私の心に永遠に残るでしょう」
「残念ながら、今シーズン、私が皆様と過ごせる時間は短くなってしまいましたが、全選手たちが勝者となり、さらなる成功を追い続ける為に成長している過程にあると思っています」
「クラブ関係者の皆様、選手、スタッフ、そして我々たちを応援し続けてくれた全ての素晴らしいサポーターに心から感謝しています。最後に、監督として、クラブ史上最高勝率を達成したことを誇りに思います」
現在44歳のクラモフスキー前監督は、オーストラリア出身。2009年に母国クラブのパース・グローリーFCでフィジカルコーチに就任し、指導者の道を歩み始めた。以降は、オーストラリアのユース代表や、A代表でアシスタントコーチを担当。2017年6月から2018年1月にかけては、U-17オーストラリア代表の監督も務めた。
2018年1月からは、横浜F・マリノスのヘッドコーチに就任し、Jリーグの舞台に進出。2020年1月から11月にかけて清水エスパルスの監督を務めると、2021年5月からはモンテディオ山形の監督を担当。就任3年目の今シーズンは、クラブ初となる開幕2連勝を飾ったものの、その後5連敗を喫するなど調子を落としていた。
後任の渡邉監督は、現在49歳。2014年4月から2019年にかけてベガルタ仙台の監督を務め、以降はレノファ山口FCの監督、モンテディオ山形のコーチを担当してきた。
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