先月、約1カ月にわたって未勝利が続いたものの、前節の首位ナポリとの大一番で4-0と大勝を収め、再び3位へと浮上したミラン。だが日本時間8日、サンシーロにエンポリを迎えると、格下を相手にゴールをこじ開けることができず、スコアレスドローに終わった。
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ミラン指揮官は試合終了後、ターンオーバーを実施しつつ、ナポリ戦に続いて4バックで臨んだ一戦を振り返った。
「控えメンバーが足りない? レギュラーメンバーで臨んだホームのサレルニターナ戦で引き分けたことを忘れるのが早すぎるのではないだろうか。我々の姿勢が変わったわけではない。ただ、前半はかなりチャンスを作っていたが、もっと何かできたことがあったように思う」
「それでも、もし(アンテ)レビッチや(ディヴォック)オリギがゴールを決めていたとしたら、いま頃、別の話をしていたはずだ。上位4位以内に入るためには、最終節まで競っていかなければならないだろうが、今日は私が好きなチームの姿を再び見ることができた」
「注意深く、アグレッシブで、ちょうど良いプレッシャーをかけていた。試合全体を通じてエネルギッシュでパワーのあり、中身のある試合をしていたように思う。あらゆるチームを困難に陥れるエンポリを相手にシュートを打たせなかった一方、我々がゴールを決めることができなかったのは残念だ。それでも多くの好材料もあった」
「3バックの時も良い試合をしていたことはあったし、3バックか4バックで大きく変わるわけではない。相手にとって予測不可能となり、優位に立てるよう、バリエーションを作ることには慣れている」
「ただ、リーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の両方で結果を出しているチームは数少ない。一定のレベルを保つのは、多くのチームにとって難しいことを意味する。だが我々はそのレベルに到達できるように挑戦している」
続いてMFトンマーゾ・ポベガもインタビューに応じると、チームのパフォーマンスを分析した。
「運の他にも冷静さや精度、判断などいろんなことがミックスして足りなかった。3ポイントを獲得できなかったことは残念だが、自分に求められた仕事を精一杯、注意深く、集中力を保ってやったつもりだ。試合終盤はポジションを少し上げ、そこでもチームに貢献できるはずだと感じていたが、不運にもチャンスを作り出すことができなかった」
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