明治安田J1リーグは、週末に第7節が開催。首位のヴィッセル神戸がホームでアルビレックス新潟にドロー、2位と3位の直接対決となった名古屋グランパスと浦和レッズの試合がスコアレスドローに終わった中、上位陣に加わってきたのが広島だ。
アップテンポなリズムで進む試合は、ホームの広島が押し込む時間を長くしていく。しかし、再三チャンスを作るものの、対戦相手のサガン鳥栖のGK朴一圭の好セーブもあってなかなかゴールを奪うことができず。後半に入っても均衡が破れず、このままドローなのかと思われた。
だが、75分についにゲームが動く。右サイドからの仕掛けを見せた広島は、ボールを奪われた瞬間に即時奪回を狙ってプレスを敢行。すぐさま奪い返すと、MF東俊希のラストパスに反応したのはドウグラス・ヴィエイラ。繊細なファーストタッチからシュートを放つと、これが朴の手をはじいてゴールネットを揺らし、大きな先制点が生まれた。このまま逃げ切った広島は連勝が『4』となり、3位に浮上している。
上位勢が混沌とする中、下位に沈むチームでも動きがあった。今季、初勝利を手にしたのはG大阪と柏だ。
ホームに川崎フロンターレを迎えたG大阪は、徹底した守備からゲームに入ると、29分にCKからMF石毛秀樹のボールをDFダワンが強烈なヘディングシュートで合わせて先制に成功する。そこから川崎Fの反撃を受けることもあったが、集中した守備で前半を1点のリードで折り返すと、後半早々にはMFファン・アラーノのビューティフルゴールで追加点。終盤は数的有利な状況となった中で、うまくゲームをコントロールしながら試合を進め、開幕からリーグ戦7試合目にして初勝利をつかんだ。
柏はホームで鹿島と対戦。昨年の8月以降、公式戦の勝利から見放されている柏は、運動量やセカンドボールの争いで相手の先手を奪いながら圧倒する展開を作っていく。そして迎えた32分、MFマテウス・サヴィオのスルーパスに反応したFW細谷真大が冷静に流し込んで先制点を奪取。大きな先制点を奪って見せた。その後は鹿島に押し込まれる時間が続いたものの、気持ちのこもった守備で対応して無失点。ホームで久々の勝ち点3を獲得した。
そのほか、横浜ダービーは横浜F・マリノスが外国籍選手たちが大活躍して横浜FCに5-0と大勝。アビスパ福岡はFWウェリントンの決勝弾で京都サンガF.C.を破り広島と並んで3位となっている
■J1リーグ第7節 結果
横浜FM 5-0 横浜FC
C大阪 2-3 札幌
神戸 0-0 新潟
広島 1-0 鳥栖
FC東京 2-2 湘南
名古屋 0-0 浦和
G大阪 2-0 川崎F
福岡 2-1 京都
柏 1-0 鹿島
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