今回の『アツトカケル』のコーナーでは、日本代表で共に切磋琢磨した酒井と対談。サイドバック、ライバル、日本代表、ビジョンの4つのテーマをもとにトークを展開した。
“日本代表”のテーマの中では、酒井が「もっとキラキラした場だと思っていた。だけど、全然でした」と主張。これには内田氏も大笑い。その理由について酒井は、自身の思いを明かした。
「責任感ですね。もっと『日本代表でやれているぜ』という感じだと思っていた。僕は先輩たちのそれを見ていたので。でも、いざ自分がピッチに立つと『いやいや』と思って。怖さしかない。本当にリスクしかないですね」
これに対して内田氏は、「引退していま思うのは、日本代表の皆さんは本当に素晴らしい活動をしているなと。プレーしているときはリスクしかない、怖いなという思いだったけど、いま戻れるならどんどんチャレンジして、どんどん自分のやれることをやって、マイナス思考ではなく、プラス思考で行っていけば良かったなという感じ」と語り、酒井に向けて「とことん自分のサッカー人生を輝かせてほしい」と思いを口にした。
また、ビジョンのテーマの中では内田氏が「サッカーキャリアの中でいろいろな決断をしてきたと思いますが、その中で最も大事にしていることは」と質問。酒井は「自分で決めたことは絶対に後悔しないようにする」と語り、その決断を正解にするんだと考えて目の前のことに取り組んでいくと答えた。
「これから海外を目指す選手たちに伝えたいことは」という問いには、「海外をキラキラしているところと思って欲しくない。すごく暗いところもあるから。そこを耐えたからこその輝かしいところがある。相当つらいという覚悟で行ってほしい」と語った酒井。今回の対談では、欧州でさまざまな経験をしてきたからこその説得力のある言葉が多く飛んでいた。
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