シャヴェスvsベンフィカ
今季ここまで11位につけるシャヴェス。すでに上位進出は難しいだけに、首位ベンフィカを止めることは少々骨が折れるかもしれない。
ベンフィカは前節、ポルトに逆転負けを喫してついに連勝がストップ。10連勝の勢いが止まったことは確かだが、今季の完成度は国内では頭一つ抜けている。エンソ・フェルナンデスが1月に抜けてなお、ゴンサロ・ラモス、フロレンティーノ、アントニオ・シウヴァといったタレントが各ラインで存在感を示す。来季は5大リーグへステップアップすることが濃厚なヤングスターを見逃すな。
ポルトvsサンタ・クララ
首位ベンフィカを追走する2位ポルト。前節はそのベンフィカを相手に敵地で2-1と逆転勝利を手にした。いまだ7ポイント差があるものの、逆転勝利へ望みをつないでいる。依然としてメディ・タレミが好調をキープしており、今季公式戦23ゴール12アシストを記録。サンタ・クララ戦でも勝負強い働きを期待したい。
一方のサンタ・クララは目下8連敗中、最後の3ポイントは昨年11月までさかのぼる。その間、1月加入の三竿健斗はチャンスを得続けているが、勝ち点獲得には至っていない。すでに残留圏とは10ポイント差が開いており、これ以上の連敗は許されない。
スポルティングvsアロウカ
リーグ戦7試合無敗を維持するスポルティング。その中で存在感を高めているのが守田英正。前節のカーザ・ピア戦ではアシストを記録し、4-3の勝利に貢献した。また、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ・ユヴェントス戦でも0-1と敗れながら、守田は好パフォーマンスを披露。現地メディアで称賛された他、ルベン・アモリム監督も「とても知的で、素晴らしいパフォーマンスだった」と評価した。チームにとって欠かせない選手となっていることは間違いない。
対するアロウカも6試合負けなしで5位にまで順位を上げた。4位スポルティングとは13ポイント差開くだけに、逆転は難しいところだ。とは言え、前期にはホームで勝利しており、シーズンダブルが期待される。
■ポルトガルリーグ第28節 ※日本時間
▽4月15日（土）
- 4:15 ファマリカン vs ギマランイス
- 23:30 マリティモ vs パソス・デ・フェレイラ
- 23:30 エストリル vs ポルティモネンセ
▽4月16日（日）
- 2:00 シャヴェス vs ベンフィカ
- 4:30 ポルト vs サンタ・クララ
- 23:30 リオ・アヴェ vs カーザ・ピア
▽4月17日（月）
- 2:00 ブラガ vs ジル・ヴィセンテ
- 4:30 スポルティングCP vs アロウカ
▽4月18日（火）
- 4:15 ヴィゼラ vs ボアヴィスタ
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