リヨンvsモナコ
欧州カップ戦出場権獲得の可能性を残す7位リヨン。5位リールとは4ポイント差で残り3試合で逆転の可能性は十分にある。とりわけ、リヨンで好調をキープするのがアレクサンドレ・ラカゼット。リヨンでの復帰1年目で25ゴールと得点ランク2位につけている。ここ6試合で8ゴールとまさに波に乗っており、注目の存在だ。
一方のモナコは現在4位。チャンピオンズリーグプレーオフ行きの3位入りは難しくなっているだけに、ヨーロッパリーグストレートインの4位死守が至上命題となる。ここ5試合で2勝と調子はいまひとつだが、南野拓実が右サイドで徐々に存在感を高めている。ここ2試合は先発しており、昨年9月以来のゴールに期待したい。
スタッド・ランスvsアンジェ
シーズン中盤には19試合無敗とクラブ新記録を樹立していたスタッド・ランス。だが、後半戦で調子を落とし、ここ5試合で1勝にとどまる。フォラリン・バログンは19ゴールと気を吐くが、伊東純也が調子を落としているのが気になるところ。最前線で使われながら、ここ9試合で得点関与がなく、効果的な活躍ができていない。日本人アタッカーの復調がチームのカギを握る。
一方のアンジェはすでにリーグドゥへの降格が早々に決定。来季に向けた消化試合となる。4連敗中ではあるものの、PSGやモナコ、マルセイユなど上位陣との戦いが続いた中、7試合連続でゴールを奪っているのは評価できるポイント。意地を見せることはできるだろうか。
オセールvsPSG
残留争い真っ只中にいるオセール。17位ナントとはわずか1ポイント差で予断は許さない。PSG、トゥールーズ、RCランスとの対戦を控えており、リーグ最強の相手であってもホームで勝点をもぎ取りたいところだ。
対するPSGは2位RCランスと6ポイント差で首位を走る。得失点差で大きな開きがあるだけに、今節の勝利で連覇は確実なものとなる。今季、ことごとくカップタイトルを逃してきただけに、リーグ制覇は最低限の目標となる。アクラフ・ハキミは出場停止となるが、キリアン・エンバペやリオネル・メッシは先発予定で、現最高の11人で挑むこととなりそうだ。
リーグアン第36節 ※日本時間
▽5月20日（土）
リヨン vs モナコ(4:00)
▽5月21日（日）
ナント vs モンペリエ(0:00)
リール vs マルセイユ(4:00)
アジャクシオ vs レンヌ(20:00)
ニース vs トゥールーズ(22:00)
スタッド・ランス vs アンジェ(22:00)
トロワ vs ストラスブール(22:00)
ブレスト vs クレルモン(22:00)
▽5月22日（月）
ロリアン vs RCランス(0:05)
オセール vs PSG(3:45)
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