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セリエA王者ナポリ、スパレッティ退任なら次期監督は誰?新進気鋭の若手指揮官から欧州を知る勝者、過去への回帰まで… | セリエA【PR】

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セリエA王者ナポリ、スパレッティ退任なら次期監督は誰?新進気鋭の若手指揮官から欧州を知る勝者、過去への回帰まで… | セリエA【PR】Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】33年ぶり3度目のスクデットを獲得したナポリでは、2シーズンにわたって指揮を執ったルチアーノ・スパレッティ監督の退任の可能性が高まっている。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が検討している可能性のある後任候補を探ってみよう。

昨夏、主力を大量放出し、サポーターからは反発の声も広がったナポリ。だが、フヴィチャ・クヴァラツヘリアやキム・ミンジェら新戦力が加わったチームは、ルチアーノ・スパレッティの下、下馬評を覆す躍動を見せ、ディエゴ・マラドーナ氏が所属した1989-90シーズン以来となるセリエA王者の座に輝いた。

長年の悲願を達成したナポリでは、指揮官スパレッティの退任の可能性が囁かれており、デ・ラウレンティス会長も、すでに来シーズンへ向けて次期監督候補を頭の中で検討し始めているはずだ。
Spalletti al MaradonaGetty

ナポリ会長から評価される新進気鋭の45歳指揮官

ヴィンチェンツォ・イタリアーノは、ナポリにおいて高く評価されている指揮官だ。現フィオレンティーナ指揮官の名が浮上するのは、今回が初めてのことではない。過去にもデ・ラウレンティス会長のクラブの監督就任へ近づいたことはあるが、うわさ話のままで実現せずに終わった。

イタリアーノがフィレンツェで指導する一方、ナポリでは、フィレンツェ郊外チェルタルド出身のルチアーノ・スパレッティが指揮を執ってきた。もしスパレッティがナポリを離れ、1年間の休養に入るとなれば、イタリアーノの名前がデ・ラウレンティスの頭の中に急浮上する理由はいくつか考えられる。

まず、ヴィオラ指揮官の年俸は、アントニオ・コンテら、より実績のある監督候補と比較すると、低く抑えられる点だ。また、イタリアーノはデ・ラウレンティスから気に入られているうえ、ナポリがセリエAで圧倒的実力を示し、ヨーロッパを驚かせた現行のシステムである4-3-3を採用している点にあると言えるだろう。

ナポリと次期監督候補イタリアーノには、さらなる共通項もある。イタリアーノの代理人を務めるファリ・ラマダニ氏は、昨シーズンまでナポリに所属したカリドゥ・クリバリの代理人でもあり、デ・ラウレンティスと極めて良好な関係を築いている。
Vincenzo Italiano allenatore Fiorentina 2022Getty

セリエAや欧州の舞台を知る勝者

ナポリ次期監督候補は、当然、イタリアーノだけではない。デ・ラウレンティス会長が強い関心を示しているもう1人の指揮官は、チアゴ・モッタだ。ボローニャの監督は、スパレッティと非常に似通ったカルチョのアイディアを持っており、適切な選択肢となり得る。

だが、チアゴ・モッタが候補に上がる理由はそれだけではない。現役時代、数々のタイトルを獲得した勝者であり、カリスマ性を持つ。そのクオリティは、監督としてのキャリアにも確実に活かされているはずだ。昨シーズンは、スペツィアで積極的なカルチョと常に攻撃的なプレーのアイディアを示し、チームの残留に貢献した。

モッタは、下部組織の指揮官を務めたパリ・サンジェルマン(PSG)からも熱視線を浴びるが、元インテルMFは、セリエAだけでなく、ヨーロッパの舞台もよく知っているだけに、ナポリのようなチームにとって、ふさわしい候補かもしれない。
Thiago Motta allenatore del Bologna Serie A 2022Getty

欧州でも認められる功績をあげた指揮官

ナポリの次期監督候補として、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニも再び浮上している。ナポリ会長は、過去にもアタランタ指揮官の招へいを検討したことがある。

ジェノアやアタランタにおけるガスペリーニの功績は、イタリアだけでなく、ヨーロッパにおいて、誰の目にも明らかだ。ラ・デア(女神の意味でアタランタの愛称)はUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)において、そのプレースタイルやピッチにおけるパーソナリティで、みんなを驚かせた。

こうした要素は、デ・ラウレンティス会長が深く興味を抱いている点であり、ガスペリーニに対する尊敬の念は常に大きい。ただ、アタランタ指揮官がやってくれば、ナポリを一新させるような、まさに本物の改革が行われることになるだろう。攻撃的なスタイルに変化はないだろうが、ガスペリーニが採用するおなじみの3バックへの移行は避けられないからだ。

ただ、ガスペリーニはベルガモにおいて、これまでに数多くの選手を育て、そのクオリティをポテンシャルの最大限にまで引き上げてきた実績がある。

GasperiniGetty Images

スペイン人指揮官へのロマンティックな回帰案

デ・ラウレンティス会長と極めて良好な関係をいまでも保っているラファエル・ベニテスの復帰案も魅力的だ。ナポリのパトロンは、常にスペイン人指揮官に一目置いており、将来のビジョンやアドバイスを求めてたびたび連絡を取っている。

ナポリが国際舞台に顔を出し、ゴンサロ・イグアインのような偉大なカンピオーネ(王者)を引き寄せ始めたのは、まさにベニテスが監督に就任して以降だった。デ・ラウレンティス会長は、ベニテスの構想をほぼ常に気に入っていたうえ、スペイン人指揮官は、ナポリでタイトルを獲得した経験もある。

つまりベニテスは、過去に実績のある確実性の高い選択肢と言える。だがナポリのパトロンがこれまでに、過去に回帰するような決断を下したことはない。

ベニテスは先日、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の「Sunday Night Square」にもゲスト出演し、ナポリのファンやクラブに対する称賛の言葉を述べている。果たしてベニテスとデ・ラウレンティスの間で、情熱の再燃は起きるのだろうか。

Rafa BenitezGetty Images

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