ユヴェントス対レッチェ
シーズン中の勝ち点15剥奪が一旦撤回となったユヴェントス。勝ち点60で3位のチームは、2位のラツィオ（勝ち点61）、4位のインテル（勝ち点57）、5位のミラン（同）、6位のローマ（同）と、5チームが4ポイント差にひしめくTOP4争いを演じている。
30日に行われた前節は敵地でボローニャと対戦。7分に献上したPKからビハインドを背負ったチームは29分に逆にPKを獲得するも、アルカディウシュ・ミリクのシュートはGKにストップされて同点とならず。それでも、61分にはそのミリクがゴール前のルーズボールを押し込んで追いつくことに成功。その後、追加点を挙げることができなかったユヴェントスは連敗を3で止めたものの、勝ち点1獲得にとどまった。今節は、16位に位置するレッチェとのホーム戦。レッチェは前節のウディネーゼ戦で9試合ぶりの白星を手にし、降格圏の18位ヴェローナと4ポイント差に。気を緩めることができない中、高いモチベーションで乗り込んでくるだけに、ユヴェントスにとって簡単な試合にはならないはずだ。
ヴェローナ対インテル
4位のインテルは、残留へ崖っぷちに立たされているヴェローナと対戦。ホームに2位のラツィオを迎えた前節は一進一退の中、30分にフェリペ・アンデルソンにゴールを割られてビハインドを背負うことに。それでも、後半に猛攻に出ると、途中出場のラウタロ・マルティネスの2ゴールとロビン・ゴセンスのゴールにより、3-1の逆転勝利を収めることに成功した。TOP4争いを激化させる大きな勝ち点3を手にしたチームは、リーグ戦でも約3カ月ぶりの連勝に。ラツィオ戦で右肩を脱臼したゴセンスは欠場を余儀なくされるが、同試合で幾度も攻撃の起点となって2アシストを記録したロメル・ルカクと、ラウタロ・マルティネスが好調なのは心強い。ヴェローナも後がないだけに熱戦必至だが、リーグ3連勝を決めることができるか。
そのほかの試合
そのほか、前節にローマとのアウェー戦を1-1で終えたミランはリーグ5戦無敗の中、ユヴェントス＆インテルと同じく19位と苦境に立たされるクレモネーゼと対戦。リーグ2連敗と失速気味のラツィオは、11位に位置するサッスオーロとのホーム戦で3試合ぶり勝利を目指す。優勝へ王手をかけている首位のナポリは、敵地でのウディネーゼ戦を引き分け以上で終えると、33季ぶりのスクデットを決めることができる状況だ。
セリエA第33節
▽5月4日（木）
1:00 アタランタvs スペツィア
1:00 ユヴェントスvs レッチェ
1:00 サレルニターナvs フィオレンティーナ
1:00 サンプドリアvs トリノ
4:00 ラツィオvs サッスオーロ
4:00 ミランvs クレモネーゼ
4:00 モンツァvs ローマ
4:00 ヴェローナvs インテル
▽5月5日（金）
3:45 エンポリvs ボローニャ
3:45 ウディネーゼvs ナポリ
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