明治安田生命J1リーグ第12節の2試合が6日に開催された。
14時キックオフ試合では、11位の北海道コンサドーレ札幌と9位のFC東京が対戦。試合は前半に札幌が畳みかける。8分にゴール前へ抜け出した浅野雄也が先制弾を挙げると、28分にはボックス左角でグラウンダークロスに合わせた菅大輝が地を這う鋭いシュートを沈めて加点。さらに38分には、福森晃斗がバングーナガンデ佳史扶に倒されて得たPKを金子拓郎が決めて3-0とする。
迎えた後半、札幌は50分にゴール正面やや左でボールを受けた菅がこの日2ゴール目を奪取し、4-0に。73分にアダイウトンの折り返しに合わせた仲川輝人にネットを揺らされて1点を返された札幌だが、アディショナルタイムには右サイドで抜け出した金子拓郎がドリブルでボックスに侵入し、ダメ押しの5ゴール目を記録。そのまま5-1で大勝した札幌が2試合ぶり白星を手にした。
19時キックオフの試合では3位の名古屋グランパスと17位のガンバ大阪が対戦した。主導権争いが繰り広げられた前半は互いに守備陣が奮闘し、0-0で終了。そんな中で迎えた後半、67分に藤井陽也のクロスから最後はゴール前の稲垣祥が詰めて、名古屋が先手を取る。主将の一撃で先行した名古屋はその後のＧ大阪の反撃をシャットアウト。9試合負けなしとしたチームは、暫定ながらも首位のヴィッセル神戸と勝ち点で並んだ。一方のＧ大阪は3連敗でリーグ5戦未勝利となっている。
・J1第12節
札幌 5-1 FC東京
名古屋 1-0 G大阪
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