林氏は今節の注目マッチとして新潟と湘南ベルマーレの一戦を挙げ、「彼が今日本でボールを持つと一番ドキドキする選手じゃないですか」と素晴らしい活躍を披露している伊藤をフォーカスした。
現在25歳の伊藤は今から7年前、プロデビューした浦和レッズでは1年目わずか1試合の出場にとどまり、2年目には水戸ホーリーホックへ期限付き移籍を果たした。その時に同僚だった林氏は、「すごいうまい選手が来た印象はあったけど、試合の中で効果的に発揮できる選手ではなかった」と当時を回顧。伊藤はその話に対して「僕も同じことを若い時から言われていた」と語り、そこから「自分のプレーを出すエリアと時間帯、チームとしてどういうプレーを求められているかをすごく勉強しました」と自ら意識を変えるようにしていたと明かした。
MF香川真司やMF清武弘嗣、MFベルナルド・シウバのプレーを参考にしながら成長を遂げてきた伊藤は、今季のチームでここまで7得点2アシストと活躍。今や誰もが注目するファンタジスタとなった。
ファンタジスタと思われていることについては、「どっちかというと考えているというよりも感覚的にやることの方が多い。本当に来た時にパッと思い浮かんだことだったり、瞬間的な発想でやっている」と主張。試合前には自分のプレーや海外のスーパープレーを見てアイディアを膨らませているようだ。
ただ、そんな伊藤も「うまいと言われるのはいいけど、怖さを与えられる選手が本当にいい選手」と強調。週末の湘南ベルマーレ戦に向けては「守備も攻撃も全員でやってくる手強いチーム」と警戒し、「ワンタッチは常に選択肢の一つに持っていないといけないし、一瞬の隙を僕が突ければ必ずゴールは取れると思うので、そこは全員で共有したい」と思いを口にした。
最後に日本代表について問われると、「やはり目指すべき場所ですし、去年のワールドカップを見て本当に刺激をもらった。自分と同年代の選手たちがゴールを取って活躍して、自分は何をしているんだろうと感じさせられた大会だった。そこへの思いはすごく強く持っています」と語った伊藤。ここからどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。
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