名古屋グランパス 対 アビスパ福岡 の見どころ
前半戦最後のゲームとなる今節、13年ぶりのリーグ制覇に向けて順調な歩みを進めている3位・名古屋と5試合勝利から遠ざかっている11位・福岡が激突する。
名古屋は、現在今季初の3連勝と好調だ。前節のセレッソ大阪との”上位対決”は、立ち上がりに失点を許す展開となったものの、前半のうちに3ゴールを奪い、逆転に成功して3連勝を達成。上位へ食い込もうとしていたサンフレッチェ広島、北海道コンサドーレ札幌、C大阪と好調なチームを立て続けに倒し、現在首位とは勝ち点「1」まで迫っている。
前半戦ラストゲームを迎えるのは、今季無敗を維持しているホーム・豊スタだ。ここまでホームでは、4勝4分けと無敗をキープ。開幕当初は、ホームで勝ち切れない時期もあったが、リーグ戦でのホームゲームでは現在3連勝と調子を上げている。この調子を続け、今節もホームサポーターに勝利を届けたいところだ。
また今節を最後に2週間の代表ウィークに突入する。そして名古屋からはDF森下龍矢が日本代表に初招集されている。ここまで2ゴール4アシストと攻撃の方でも鋭い突破とクロスから存在感を放つウイングバックが代表合流前にどんな活躍を見せてくれるか注目の存在だ。
対する福岡は、開幕戦で敗れた後に6試合負けなしと安定した戦いぶりを続け、上位に食い込んできたが、無敗が途切れた第8節・アルビレックス新潟戦(2●3)を機に徐々に調子を落とし、現在リーグ戦では5試合勝利から遠ざかっている。前節は、敵地で前半のうちにリードしたが、その後に立て続けに失点し、逆転負け。今季初の連敗となってしまった。
ここまでホームゲームでは、リーグ2位タイの勝ち点「17」を獲得している反面、アウェイゲームでは、引き分けでの勝ち点「3」しか獲得できておらず、唯一アウェイでの未勝利が続いている。節目となる前半戦最後のゲームでこの嫌な流れは断ち切っておきたいところだ。
勝利がない直近5試合は、わずか2得点と攻撃陣が不発。この間、唯一のスコアラーとなっているFW山岸祐也には期待がかかると共に、水曜日の天皇杯2回戦では、新加入のFW佐藤凌我にも待望の移籍後初得点も生まれている。そういった好材料をリーグ戦での起爆剤として、敵地での今季初勝利を持ち帰りたいところだ。
J1リーグ第17節 対戦カード
日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・放送予定 |
---|---|---|---|
6月10日(土) 16:00 | 横浜F・マリノス vs 柏レイソル | 日産ス | DAZN |
6月10日(土) 19:00 | セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸 | ヨドコウ | DAZN NHK BS1 |
6月10日(土) 19:00 | サガン鳥栖 vs 北海道コンサドーレ札幌 | 駅スタ | DAZN |
6月11日(日) 14:00 | アルビレックス新潟 vs 京都サンガF.C. | デンカS | DAZN |
6月11日(日) 16:00 | 名古屋グランパス vs アビスパ福岡 | 豊田ス | DAZN |
6月11日(日) 18:00 | 鹿島アントラーズ vs 湘南ベルマーレ | カシマ | DAZN |
6月11日(日) 18:00 | ガンバ大阪 vs FC東京 | パナスタ | DAZN |
6月11日(日) 18:30 | 横浜FC vs 浦和レッズ | ニッパツ | DAZN |
6月11日(日) 19:00 | 川崎フロンターレ vs サンフレッチェ広島 | 等々力 | DAZN |
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