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「バンディエラは売っても買ってもならない」黄金期ミランを築いた名物会長ベルルスコーニ氏の名言&迷言を振り返る | セリエA【PR】

「バンディエラは売っても買ってもならない」黄金期ミランを築いた名物会長ベルルスコーニ氏の名言&迷言を振り返る | セリエA【PR】Getty
【欧州・海外サッカーニュース】シルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、1986年にミランを買収すると、31年間にわたる体制下で数々の名選手を獲得し、29個のタイトルをミラノにもたらした。イタリアの名門クラブの偉大な歴史を綴った名物会長の名言を振り返ってみよう。

政界では数々のスキャンダルで世間の注目を集めた一方、ミランでは、29個のタイトルを獲得するなど、クラブの黄金期を築き上げたシルヴィオ・ベルルスコーニ元名誉会長。12日に86歳でこの世を去った名物会長にとって、カルチョとミランは人生において重要なパーツだった。

Berlusconi, MonzaGetty

かつてベルルスコーニ氏は、「私が携わってきたのは、すべて世俗的なものばかりだったが、ミランだけは神聖だ」と語ったが、まさに、この発言は、元ミラン会長とミラノのチームの間の強い結びつきを要約するものと言えるだろう。このほかにもベルルスコーニ氏が残した名言を見てみよう。

Silvio BerlusconiGetty

ベルルスコーニ氏のミラン愛

「(1980年代終盤から1990年代にかけての黄金期のミランに言及し)サッカー界においては、3つのチームが歴史を築いた。1つ目は(ヨハン)クライフのアヤックス、2つ目はオランダ勢のミラン、そして最後の3チーム目は、(ジョゼップ)グアルディオラのバルセロナだ」

「私の父にスタジアムへ連れられて通っていた時のことを覚えている。当時の私はまだ小さな子どもでチケット代を払わなかった。繰り返すが、ミランとは、心の問題なんだ」

「父は『お前は心にミランのタトゥーが入っている』と言っていた。だから私は心臓移植をするつもりはまったくない」

勝者ミランのDNA

「(アリゴ)サッキのミランとか、(アルベルト)ザッケローニのミランとか、(カルロ)アンチェロッティのミランは話題になるが、“ベルルスコーニのミラン”という話をまったく聞かない。だが18年前からフォーメーションを決め、ルールを作り、選手を獲得しているのは、私なんだ。それなのに、まるで私が存在していないかのように見える(2004年の発言)」

「ミランは世界で最も多くのタイトルを獲得したチームだ。そして、私は最も多くのトロフィーを獲得した会長だ。(レアル・マドリードの元会長)サンティアゴ・ベルナベウが獲得したタイトルの数はその半分だが、スタジアムの名称にまでなっている(2013年の発言)」Silvio BerlusconiGetty

往年の名選手にまつわる発言

「(ディエゴ)マラドーナ? 偉大な選手だが、ミランには向かない。彼は難しい性格だ」

「私は成功にふさわしい人間だ。偉大なDFとしてプレーし、億万長者になったフランコ・バレージと同じようにね」

「カルチョ界におけるバンディエラたちは、売ってはならないし、買ってはならない。ラツィオのバンディエラだった(アレッサンドロ)ネスタを買ったと言われるが、ミランの会長を務めていた時、私からネスタに対するオファーを仕掛けたわけではない。ラツィオが手放さないはずだと思っていたからね」

「だが(ラツィオは)財政問題により、彼を売りに出さなければならない状況に追い込まれ、ネスタのユヴェントス移籍が具体的になりつつあった。あの時だけは、直接的なライバルが補強するのを防ぐために参入した」

「(アンドリー)シェフチェンコの退団? 我々(クラブ首脳陣)の意向でも、選手の意向でもなかった。彼は妻のおねだりを受け入れざるを得なかったんだ」

「ロナウド? 彼には、もっとイケメンに見えるように髪の毛を伸ばすように命じたんだ。だが実際、あれはやり過ぎだ。いまの彼は本当にひどい! 『育毛剤の宣伝になる』なんて言われたが、私の理容師のところへ行かせなければならないね。(2007年の発言)」

Kakà con Shevchenko e Ancelotti al MilanGetty

 文・ジュゼッペ・アンナルンマ/イタリア人スポーツジャーナリスト

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