今夏の移籍市場において、フリーでのミラン移籍の噂が囁かれているMF鎌田大地。所属先フランクフルトとの契約期限が今月末に迫る中、現地メディアも日本代表MFの動向を注視している。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、退団が予想される主力のサンドロ・トナーリらが抜け、「再建が求められる中盤」の補強の5人の候補の1人として鎌田をピックアップ。「ダイチ・カマダはすでにトップチームにいるはずだった」と述べ、今月初めまでディレクターを務めた「(パオロ)マルディーニと(フレデリック)マッサーラがフリーで獲得した」ものの、「取引を完結するために必要な」担当代理人の手続き上の問題により、正式契約がずれ込んでいる状況に触れた。
イタリア紙は、その問題の解決について「今日(26日)中に済むはずだと思われていたが、おそらく、少なくともあと1週間待つ必要があるだろう」と指摘。「カルチョにおいて、時間はリスクをもたらす」だけに、さらに来週まで先送りされることで「別のチームがより好条件のオファーを用意して現れる可能性」があるとの見解を示した。
また、鎌田の獲得には、EU圏外選手2枠の内の1スロットを使用することになるが、ミランはサムエル・チュクウェゼ(ビジャレアル)やルーベン・ロフタス・チーク(チェルシー)、アルダ・ギュレル(フェネルバフチェ)、カーニー・チュクウェメカ(チェルシー)ら複数のEU圏外選手に熱視線を送っている。
イタリア紙は、こうした背景もあることから「サプライズに注意するべき」と指摘。「カマダがミラニスタとなる可能性は十分にあるが、確実ではない」との見解を示している。
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