スペインメディア『Relevo』は10日、バルセロナのラ・リーガへの選手登録について伝えた。
『Relevo』は「バルセロナは、新たな獲得選手の加入を待つ間、既存の全選手を登録できるように再び人数のバランスを取らなければならない」と伝えている。現在、バルセロナがラ・リーガに登録している選手は、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、フランス代表DFジュール・クンデ、スペイン代表DFエリック・ガルシア、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、スペイン代表MFペドリ、スペイン代表MFガビ、コートジボワール代表MFフランク・ケシエ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、スペイン代表FWフェラン・トーレス、スペイン代表FWアンス・ファティ、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、フランス代表FWウスマン・デンベレ、ブラジル代表FWハフィーニャの13人だ。
一方で、現状でいまだ登録されていない選手は、クラブとの契約を更新したスペイン代表DFセルジ・ロベルトやウルグアイ代表DFロナルド・アラウーホらに加え、今夏獲得した新戦力であるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、スペイン代表DFイニゴ・マルティネスら。契約更新の交渉中であるスペイン代表DFアレックス・バルデ、契約満了の後に一転して残留が決定したU21スペイン代表GKアルナウ・テナスらも含まれている。
また、来年1月の加入で合意に至ったアトレチコ・パラナエンセ(ブラジル1部リーグ)のブラジル代表FWヴィトール・ロケも、現時点ではラ・リーガに登録されていない。
選手登録について、バルセロナが繰り返したくないのは2022-2023シーズン開幕時の状況だ。当時、セビージャから獲得したクンデの登録が開幕戦までに間に合わず、同選手はリーグ戦の最初の2試合を欠場することに。期待のセンターバックを登録するために、ジョアン・ラポルタ会長や理事会のフェラン・オリベ財務部長は1,100万ユーロ(約17億円)もの個人資産を保証金として供出したと言われている。
『Relevo』によると、この前例により、バルセロナはギュンドアンとI・マルティネスの契約に特別条項を加えた模様。同メディアは、仮にバルセロナが新戦力を登録できなかった場合、選手はクラブを去って初年度の契約金全額を受け取る内容が盛り込まれているという。
いずれにしても、今年もバルセロナは新戦力を登録するために人件費を削減しなければならない。レンタルバック組の退団オペレーションは停滞しているが、果たして“人員整理”は進むのだろうか。
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