マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されているインテル所属の元カメルーン代表GKアンドレ・オナナについて、移籍交渉がここ数日の間で加速する可能性もあるようだ。12日、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のTwitterで伝えた。
現在27歳のオナナは、バルセロナの育成組織(カンテラ)出身。同クラブでのトップチーム昇格こそ叶わなかったが、2015年1月に完全移籍したアヤックスのリザーブチームであるヨング・アヤックスで頭角を現すと、2022年までオランダの名門のトップチームで守護神を務めた。
2022年6月には、インテルに完全移籍で加入。移籍初年度からレギュラーの座を掴み取り、公式戦41試合でゴールマウスを守った。
UEFAチャンピオンズリーグでは13試合中8試合でクリーンシートを達成し、チームの決勝進出の立役者となったオナナには、欧州の列強クラブがこぞって関心を示している。なかでも、有力候補と言われているのがマンチェスター・Uで、同クラブは既にインテルへとオファーを提示している。しかし、インテルが求める金額と開きがあったことから、1回目のオファーは拒否されている。
だが、ロマーノ氏によると、オナナ移籍に向けた両クラブの交渉は12日及び13日に最終局面を迎える可能性があるという。同氏は「マンチェスター・Uは、(成績などに応じた)アドオン込みの契約を締結するために、最終的な入札を行う予定だ」と伝え、「いよいよ重要な日がやってくる」と移籍合意が近いことを示唆した。
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