川崎フロンターレでプロデビューした年に日本代表入りをするなど、国内で素晴らしいパフォーマンスを見せていた守田が、欧州の地を踏んだのは2021年のこと。ポルトガルのサンタクララでプレーし、昨年の7月にはポルトガルの強豪であるスポルティングへと移籍した。
スポルティングでは中盤の要としてポジションを確立すると、リーグ戦29試合でキャリアハイの6ゴール3アシストを記録。さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に出場し、世界のビッグクラブとも対戦を経験した。
そんな1年目を守田は「僕が選手としても自分のしたいことが周りの選手とできるようになってきましたし、僕から要求して彼らができるレベルにあるので、そこはお互いいい関係性の中でできているのかなと思う」と振り返りつつ、ゴールが増えたことについては「意識的に(ゴール前に入って行くことを)増やしている」と思いを明かした。
チームを指揮するルベン・アモリム監督に対しては、「モチベーターとしてもトップですし、戦術家としてもトップかな」と主張。また、監督からの信頼を感じているとし、シーズンを重ねるごとに「後半は1対1で話す機会も増えた」と指揮官との関係性を口にした。
CLやELで多くのチーム対戦した中、衝撃を受けた選手としてはアーセナルのMFオレクサンドル・ジンチェンコの名前を挙げ、その理由を明かした。
「現代サッカーの偽サイドバックみたいな言い方をするポジションなんですけど、その役割をちゃんと理解していて、サイドバックのままボランチに来たというよりは、完全にボランチみたいなプレー、スタイルに変えられる。持ち方だったり、それがちょっと異質というかすごいなと思いました」
日本代表でも中心選手となっている守田。来季、世界の舞台でどんなパフォーマンスを見せるのか注目だ。
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